仙燐眼

この4月からスタートした「個人情報保護法」だけど
情報化社会において
このセキュリティに関してかなり強化され
この個人情報保護に関して法的な体制を義務つけられてきてる

消費者にとっては個人情報が漏洩されない安全を確保できる
という意味では
非常にいい！と喜ぶのかもしれないけれど
さてさて・・本当にそうなのだろうか・・・

どこもかしこも「個人情報」だから・・と
制約されて
なかなか却って動きにくい面がでてきそうな感じがあるぞ。

今日
実はある自動車事故で○○病院に行ってしまった人を探すのに
一苦労した経験をした。

事故の加害者の人が被害者の人の名前も連絡先も聞かずに
別れてしまい
その後その被害者の人と連絡をとるのに
足跡を追った。

まず、警察の事故担当者の係りの人に連絡をとった。

現場検証をしてるので
必ず、名前と連絡先を知ってるはず。

しかし、
事故から一時間以上たってるのに
まだ、その担当者は現場から帰っていないとのことで
全く不明。

警察の事故担当者と連絡をとりたいので
携帯を教えて欲しいと聞いたら
個人情報だから教えることはできない、と言われた。

仕方ないから
署に戻ったら、こちらに連絡してほしい、と頼んだら
一応その件は伝えるけれど
個人のことなので、連絡できるかどうかは
約束できない、と言われた。

仕方なく
また、かけます、と諦め電話を切り
今度は事故時救急車で運ばれた先の病院に電話した。

○時頃に運ばれた事故の怪我人の名前と連絡先を知りたい
と、伝えた
（もちろんこちらの事情は伝えて）
そうしたら
個人情報なのでそれはできないと言われた。

結局病院でも門前払い状態・・・


それから一時間後、被害者の人から連絡があり
なぜ、こちらに連絡一つしてくれなかったのか？
と、怒られ
被害者の人の乗っていた事故車を勝手に道路から運んでしまった事を
えらく叱られ
病院に迎えに行かされ
自宅まで連れていくように随分とワガママな事を頼まれてしまったのだ。

最初から連絡がどっかでとれてたら、
ここまでてこずらなかったのに・・・・。

なんとも・・
個人情報保護法のせいで
随分と振り回されてしまったわけでした。

どこも、かしこも
「教えることは出来ません」の一点張りで
面倒な事から顔をそむける

本当に必要な事は何か？

それは普通に考えれば
分かることなのに。


確かに、個人情報が知らないところで漏れてしまってることは
恐ろしいことかもしれないが
個人個人が理性を持って行動すれば
自然と守られるものなはず。

法を作らなくては守られない、という事事態がおかしい。


また、漏れてしまった情報に嘆くのもどうか、と思う。

自分が生きてきたその足跡なら
別にそれがばれたところで
自分が変わるわけでもなく
それが自分なら、別に暴露されてしまっても
それはそれでいいじゃないか、とも思う。

あるカード会社に勤める人が
全く知らないとこで
その人のカードの利用状況をしゃべくっていた事を見たことがある。

暴露された人にとったら、
たまったもんではないけど
でも、それは真実な話である以上は否定はできない。

私はその笑いながら、顧客のカード情報を話してる人もしかりだが
暴露されたことにジタバタするのも
どうかとも思う。

暴露されて恥だと思うなら
そういうカードの使い方をしなければいいだけだし
最初から、どこかで漏れるのがイヤなら
注意して暴露されてもいいように使えばいいではないか。


ようするに
そんな事にジタバタしてる事がなんだかおかしいと思うんだな。


もっと、自分のしてきたことに堂々と生きていく姿勢を取り戻さなくては

隠れ蓑をとったら
楽に生きていけると思うとこなんだがな。