仙燐眼

先日、友人に誘われて料理教室へ行ってきました。

その日のメニューは中国料理で
バンバンジーにかに玉に肉団子スープにキャベツの酢漬け
全く作ったことの無いメニューではないけれど
基本をしっかり覚えることが出来ました。

おかげで
肉団子をすごぉく柔らかく仕上げる事とか
春雨は緑豆春雨を使うと
時間がたっても
ふやけない事なんかを知りました。

特にキャベツの酢漬けが私はお気に入りで
なんてことない漬物のイメージなのに
びっくりするほど
美味しい一品でした。

何度か作ってみて自分のモノにした手ごたえを感じ
たまには、こんな教室に行く事の有意義さをかみしめています。

あ、
あとね～～かに玉の裏面を焼くときに
中華なべをうまく振りあげて
空中で卵をひっくり返すコツなんかも知ったので
もう、気分は中華やさんです♪

というわけで
ここのところこのメニューを取り入れて夕飯を作ってきたので
いつもよりも美味しい食卓であったように思います。


ところで
うちのママ（笑）に変化がありまして、
「あげ膳末膳でいたれり、尽くせりだわぁ」と喜んでおります。

いつもなら
私の作ったメニューにはそんなに箸を向けない母が
喜んで食していただいてくれまして
今後の同居にとても
前向きになってくれました。

年老いた母親のこの先の事を考えると
どうしてあげたら、
一番喜んでくれるのか
というのは、中年になった娘にとっては
ある意味大きなテーマでもあるわけです。

うちのママは
勝手気ままが大好きなタイプなので
周りに人がむらがるのを好みません

いつも好きなお惣菜を買ってきては
勝手にビールを開けて
一服しながら一人で乾杯するのが日課で
そのまま酔った勢いで眠ってしまうのが
唯一の楽しみのよう。

些細なきっかけだけど
最近は
私とずっと同居したい、と言ってくれるようになりました。

現実的にそれを考えて
この先も母の足が立たなくなったときのことも想像すると
不安なことが無いともいえないけれど
やっと本心で
そう感じてくれるようになった事がやっぱり嬉しい

毎日は無理だけど
これからも時間のあるときは
頑張ってご飯を作ろう・・♪