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学生時代の頃の友人と久しぶりに会った もう、すっかりおばはんと化した私たちは 会えばすぐに出会った頃にタイムスリップしてゆく お互いに家庭を持ち 普段は家事や仕事に奮闘する主婦同士だが 会話が続くうちに年齢すら忘れてしまうようだ。 友人も 一つの縁でつながった一部だと思う つまりは肉体の一部とおんなじ。 この世で出会った人たちとの縁は 会うべく人のお互いの輪が引かれあって結びついた関係 日本での占いでは 大概は恋愛運を鑑定する占いが主流だ しかし 占いの真髄を探るとそれはおかしいようだ。 相性を占うときに いくら「いい相性」とか「悪い相性」とか出たにしても どの相性の人と結びつくかはその人の運による そして選択肢の中からチョイスするか否かだけ この人の運は夫婦縁が悪い人としか結婚できない、という場合もあり ○十代のときに出会った人となら 仲のいい夫婦になるが その前の○十代に出会った人と結婚すれば 破綻することになる、というような筋書きがあるような感じ。 だから相性がいくら良くたって 出会うべきタイミングをずらしたら大きな違いになるわけ。 だから掘り下げると 相性占いなんて要らなくなってくるのだ その人の運の流れを知って どう対応するかなのだ。 そういえば 安田靖先生の師であった高木乗氏が元々占い業に転じたきっかけが 人相占いの権威だった ある夕方に たまたま来年以降の運勢を見てもらったところ 不運な先を言い当てられ その場では激怒して帰ってしまうのだが その翌年から次々と予言通りの不幸が訪れ愕然として 占いをむさぼり学んだのが始まりだったという。 高木乗氏が生前の鑑定の状況を聞いたところ 鑑定に訪れる人の足音で 大体の性質は運の流れを分析し 姓名を書いてもらったところで その人が生まれ育った環境まで言い当てたという。 これも漢字の語源を駆使し 高木氏が独学で発見したたまものでもあった、という 学生の頃の足音と今踏みしめる靴音は全く違う そこにも 私たちがどういう生き様があったのかすら 刷り込まれてしまってるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.07 18:11:35
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