動物取扱責任者研修
昨日 動物取扱責任者研修に行ってきました。家から 烏丸丸太町のハートピア京都まで 歩いてきました。ひぇ~ 寒うて けど いい運動になりました。さて 毎年 この研修は受けんとあかんて事ですので行ってきました動物愛護管理法令去年の6月施行された「ペットフード安全法」について栄養学・動物由来感染症化製場等に関する法律に基づく動物飼養施設についてなど 受付は午後1時で4時半まで でした。それから 京都市における犬猫の現状として 平成20年度の収容保護頭数も聞いてきました。年々減っているとはいえ まだまだ 厳しい現状のようです。少しでも 猫ちゃんを保護して譲渡できるようにと 保護した子猫を家庭動物相談所で育て譲渡されているそうです。猫ちゃんは外を一人で出歩く場合があるので、避妊手術をしないと譲渡できても堂々巡りになってしまいますから、里親希望の方にはあらかじめ避妊手術の予約した事の証明書を獣医さんに出してもらい提出し、また 避妊手術後を確認してからの譲渡ということにしたとの事でした。また、犬を放棄する人の理由というのが・急に仕事が変わり転勤になってしもたから・動物不可のマンションで飼ってたら見つかってしもたから・引っ越先のマンションは犬の飼育は不可やから・犬を飼ったけれどアレルギーがでてしもたから・高齢老犬になってしもたから・重い病気にかかってしもたから・咬むしどうしようもないから・よく吠えて近所に迷惑やから・・・・。いろいろ事情があるにしても やっぱり どれも 考えられへん理由です。飼う前に、自分はこれから先、何年も自分と共に犬と暮らせるのかしっかり考える事が大切です。咬み癖ない犬に育てるには、していい事と悪い事の区別をメリハリをつけて子犬の時に教えてあげる事なんです。それは、長年犬を飼ってきている人でもなかなか大変な事ですが、それを、乗り越えてこそ、犬との絆も深まるんやと思います。お話の中で 推定9歳のプードルが保護されたお話がありました。それは 明らかに 放棄された様子で 被毛ものび放題で顔がわからない状態 爪も伸び放題でした。職員の方がバリカンをかけて シャンプーして しばらく預かっていたそうです。それを知った近くの78歳のおばあちゃんが息子さんご夫婦と 相談し里親になると言ってもらえたそうです。譲渡希望の人は 子犬希望がほとんどです。動物保護が行き届いた海外ではしつけのゆきとどいた 成犬希望の人が多いんですが・・・9歳の犬が 引き取ってもらえる事は めったにないと言うてはりました。9歳でもとっても おりこうなプードルやったからこそ 里親が見つかったんやろうと職員の方は言ってられました。でも、譲渡する犬を増やす事が大事なのではなく、放棄される犬をなくす事が大切なんです。私たち人間は、かよわい命のために何をしてあげたらいいんでしょうか?ほんまに当たり前なんやけど、犬や猫を身近に大切に感じる私たちが、これからも裏切る事なく、最後までちゃんと犬と暮らすこと。機会があれば声を大にして責任をもって飼いましょうねと訴えること。そして、動物と関わりを持つ職業の私は、適切なアドバイスができるように、常日頃から勉強をし続けなくては。と思います。小さな命を大切に大切に。。。愛する命を大切に大切に。。。