【機器修理】Victor|ビクター UX-A70MD MDミニコンポ
今回の修理は、「ビクター UX-A70MD MDミニコンポ(発売日:2000年7月)」だ。現在では全て生産終了となった「Lip×Lap」シリーズの初代モデルで、かつ、ビクター初のMDLP対応モデルの一つだ。 [Victor UX-A70MD MDミニコンポ] イルミネーション機能など、フッション的デザイン性を重視したミニコンポだが、ビクターらしく音もなかなか良い。■主な故障と原因 動作確認で発見した不具合と原因は、下記だ。 CD再生不能 → CD光ピックアツプ(OPTIMA-7)の劣化、またはレンズ汚れカセットテープ再生不安定 → ゴムベルト劣化、ピンチローラー劣化スピーカーのツイーターユニットのセンターキャップ陥没■修理 この機種の修理は2度目。もう、3年近く以前のことなので、ほとんど忘れてしまっている。まずは分解。 カセット部は最上層、CD部は最下層なので、結局全てを分解しないと各部が確認ができない。 CDはレンズをクリーニングしても復旧しないため、CD光ピックアプ(OPTIMA-7)の劣化寿命と判断した。 CD光ピックアプを再生品に交換してやると、無事に復旧。 フロントパネルに問題はないが、洗浄のために分解。結構凝った作りをしている。 カセットテープは、駆動ゴムベルトとピンチローラーが劣化していた。これが原因で再生等が不安定となっていたようだ。この年代のビクターのカセットデッキ部は、ほぼ100%近くが駆動ゴムベルトおよびピンチローラーが性能劣化している。 確認した全ての不具合箇所が修理できたので、改めてオーバーホールし、その後、全てを組み上げ直して完了である。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆修理や入手代行のご相談は、ここをクリック!☆