【DIY】SANYO SAP-406VR2 家庭用エアコン
今回の修理は、「三洋電機 SAP-406VR2 家庭用エアコン(1996年製)」だ。 我家で最も古い18年も前のエアコン。買い替え時期はとっくに過ぎているのだが、今も現役。まだ機能するし、余りエアコンを使わないので、「もったいないなぁ」と今に至ってしまっている。[SANYO SAP-406VR2]■主な故障と原因 リモコンが利き難い → 電解コンデンサの劣化故障 ■修理 リモコンが利き難くなってから、かれこれ6年は経過しただろうか。1m以内に近づくとリモコンが利くものだから、「まぁ良いか」と使っていた。 今年もシーズン前のエアコン清掃で筐体を外したので、修理できるかなと、ちょっと確認してみた。すると、赤外線の受光ユニット基板だけを簡単に取りはずことができた(もっと早く確認すればよかった)。 ユニット基板表上には、赤外線受光部品(基板上の四角い部品)が見える。 裏面には、コネクタと高分子電解コンデンサが配置されている。このコンデンサを測定したところ、 静電容量とESR値が所定の値を大きく外れ、故障状態と判明した。 同タイプのコンデンサは在庫が無いため、同等の性能を持つ電解コンデンサで代替交換したところ、無事に復旧。 久方ぶりに快適なリモコン操作ができるようになり、家族一同「おぉ!」とリモコン操作を確認し、ささやかに喜び合った。これでもうしばらく、このエアコンも使えるかな。