【パソコン】廃棄前のHDDの消去
Windows7への移行が完了したので、古いパソコンを廃棄処分することにした。パソコンを捨てる前には、必ずハードディスク(HDD)内のデータを消去する。これは、捨てたパソコンのハードディスクを手にした第三者に、そのデータを不正利用されないようにするためだ。 今回使用したHDDデータ消去に使用したソフトは、『ハードディスク消去ツール「超消 わいぷたん」』だ。これはフリーウェアなので、無償で利用できる。感謝! さて、公開されている同ソフトのCDイメージファイルをダウンロードし、専用のCD-Rを作成する(USBイメージもある)。このCD-Rでパソコンを起動すると、選択形式で指示した設定で内蔵ハードディスクを消去できる。起動用OSにはFreeBSD/i386が使用されており、表示や説明も日本語なのでありがたい。 「公式マニュアル」の内容も秀逸だ。一読をお勧めする。 さて、上の写真は、ハードディスク消去ツール「超消 わいぷたん」でHDDのデータを消去中のもの。下の写真は、消去後にパソコンを起動した様子。「起動できるデバイスがない」との英語表示され、HDDの内容が消されたことが見て取れる。 ちなみにデータ消去は、ハードディスク消去ツール「超消 わいぷたん」のデフォルトの「0を上書き(1回)」で完了とした。 過去、職場のパソコンでは、他国の軍事機関推奨のデータ消去方式採用のソフトを使用し、かつ時間をかけて、複数回消去をしていたが、個人ではその必要を認めない。そもそも国家機密クラスのデータは保存していない。せいぜい年賀状の住所録、メールのアドレスブック、家計簿、銀行やクレジット、IDやパスワードと言った個人に紐付く情報だけだ。 それよりも、 これら個人情報の確実な消去を適切に実施することに重きを起きたい。各種メモリーカード(USBメモリやSDカード)、CD-R/RWやDVD-R/RWなどの記録媒体も適切にデータを消去しないと、個人情報の漏洩リスクは大きい。一旦ネットを介して拡散したデータを消去することは、現実的に不可能なので、ここは徹底したいところだ。(おわり)