【DIY】扇風機のリモコン修理
先ごろ続く暑さのせいか、調子が悪くなる古い家電製品が続出している。人間にとって厳しい夏は、電気製品にとっても同様に厳しい。 さて、第一弾目は扇風機「SHARP PJ-J3HR(1998年製)」のリモコンだ。リモコンに型番は未記載で、適応機種と題して、左記の扇風機の型番が明記されている。 不具合症状としては、リモコンが非常に効きにくいというもの。 直近まで近づけると問題なく操作できる。 点検すると、赤外線LEDの発光が弱いようだ(赤外線は、デジカメで可視化して確認できる)。赤外線LED交換で修理できるだろうと仮説を立て、分解に着手。 一見して実装部品に問題は無いので、赤外線LEDのみ交換。ついでに操作ボタンの接点をクリーニングした。 交換後は、操作ボタンを押下すると、見事に赤外線LEDが発光。 リモコンを天井に向けても、操作が効くようになった。心配は、扇風機本体が今夏を乗り切れるかだ。可動部の清掃とグリスアップはしておいた。