【機器修理】SONY DHC-MD555(本体:HCD-MD555)MD/CDミニコンポ
今回の修理は、「SONY DHC-MD555(本体:HCD-MD555)MD/CDミニコンポ(1998/9/21)」だ。ソニーが「MDピクシー」の愛称を冠し、5枚MDチェンジャーと5枚CDチェンジャーを搭載、オプションにはパソコン接続キット(PCLK-PX1)等も用意され、TAPEからMDへの移行と、MDの普及を狙った充実の一台だ。[SONY DHC-MD555(本体:HCD-MD555)MD/CDミニコンポ] 2000年以前の機種なので、MDLPには非対応だ。 ■主な故障と原因 CDトレー開閉不可・CDチェンジ不可 → CDチェンジャーのゴムベルト劣化CD再生不可 → CDチェンジャーのゴムベルト劣化に起因いくつかの操作ボタンが動作不良 → 押下式スイッチの劣化■修理 不具合症状を確認し、分解開始。 CDチェンジャーメカは最下段に位置しており、上にある全ての機能ブロックを取外さないとメンテナンスができない。 ようやく取外したCDチェンジャーメカ。CDが取り出せずにセットされたままだ。 このCDチェンジャーメカ(CDM53-K1BD33)には、4本のゴムベルトが使用されている。バンコードで自製し、交換。仮組み立てし、機能の回復を確認。 幸い、ゴムベルトは純正品が調達できたため、後日これらに再交換した。CD光ピックアップは「SONY KSS-213B」を搭載。 MDチェンジャーメカ(MDM-C1E)の不具合報告はなかったが、念のために目視点検。MD光ピックアップは「SONY KMS-260A」、ATRAC ICは「SONY CXD2654R」が使用されていた。 押下式スイッチ(タクトスイッチ)が48個も使われている。内、劣化のある12個を交換。 他多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★【オークション】整備済みラジカセ・ミニコンポ★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆