【機器修理】SANYO PH-PR910 CDラジカセ
今回の修理は、「SANYO PH-PR910 WカセットCDラジカセ(発売日:1992年)」だ。 同社のPrimaire(プリミエール)シリーズの一台で、イルミネーションが印象的だ。同年の発売には、兄弟機のPH-PR810がある。[三洋電機 PH-PR910 WカセットCDラジカセ]■主な不具合症状と原因CD再生に限り、スピーカーとヘッドホンともに右出力が無い → ハンダ付部の経年劣化一部操作ボタンが誤動作する → 押下式スイッチの経年劣化■修理 分解開始。 主制御基板のハンダ付劣化部を多数補修。CD制御基板を接続するコネクタのハンダ付部劣化が主原因だ。 主基板とアンプ基板を跨ぐ配線のハンダ付劣化部を補修。 アンプ基板のハンダ付劣化部を多数補修。 表示・操作基板に実装されている故障した押下式スイッチを交換。 因みにCD光ピックアップは、同社の「SANYO製 SF-P1(13PIN)」 が搭載されていた。これは互換品を含め、ほぼ入手不可な現状となっている。 その他多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。 ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆