【機器修理】SONY CFM-11 Mark II ラジカセ
今回の修理は、「SONY CFM-11 Mark 2 ラジカセ(発売日:1981/10)」だ。 "ミュージカン"の愛称を冠し、モノラルながら乾電池でも動作するよう制作されたポータブルラジカセだ。小型ゆえに場所を選ばす、持ち運んだ先々で手軽にカラオケや音楽テープ再生、ラジオが楽しめた一台だ。 先にCFM-11、姉妹機にステレオ仕様(ヘッドホン使用時)のCFS-11Pなどが発売された。[ソニー SONY CFM-11 Mark II ラジカセ]■主な不具合症状と原因カセットテープ中だるみして正常再生できない → ゴムベルト及びアイドラーゴムバンドの劣化カセット操作ボタンの一部がが外れる → 同ボタンの材質劣化■修理 TAPE駆動ゴムベルトの劣化を確認し、これを交換。 アイドラー外縁のゴムベルトの劣化を確認。これを製作・交換・微調整。 静電容量の大きい電解コンデンサを交換。 操作ボタンが外れないように弱力接着剤で固定。 ハンダ付部の補修、その他多数の修理・調整を行い、エージングを実施。作業を完了した。 ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆