カテゴリ:DIY
トラックボール(エレコム M-DPT1MRBK)の左ボタンの調子が悪くなったので交換をした。
■不具合と対応の履歴
分解開始。 まずは底面のねじを外す。ねじは六角星形の特殊ねじで、電池ボックスの中や滑り止めシートの下にこっそりと配置されている。 対角寸法が合うマイナス精密ドライバーを使用して計7本を取り外した。「8ボタン+チルトホイール」が装備されるため、複数種のスイッチが多数使用されている。 今回故障のスイッチは左ボタン用のもので「オムロン D2FC-F-7N(10M)」が使用されていた。エレコム社の宣伝文句にも「OMRON社製の1000万回高耐久スイッチ」と謳われている。因みに同形のスイッチは計4個使用されており、内オムロン製が2個、残る2個はKailh社製であった。察するにスイッチの使用頻度を想定してスイッチのメーカーと種類を使い分けているようだ。 さて、交換したいスイッチ「オムロン D2FC-F-7N(10M)」だが、残念ながらオムロンに標準ラインナップされていなかった。ネット検索でデートシートも見つからないので個別注文品と思われる。 そこで標準ラインナップから上位互換品(耐久性が2,000万回以上)と思われる「オムロン D2FC-F-7N(20M)」を選択して交換。無事に回復を確認した。 一方、楽天市場やAmazonでオムロン社や同じ型番を謳う互換製品が多数検索される。これらはデータシートが不在(=仕様や性能が不明)のため安心して採用できない。故に購入はしっかりとした販売店を選択したい(当方はマルツオンライン(DigiKeyの取次)で購入)。 追記 検索を進めると入手性の良い「オムロン D2F-01F」で代替交換する事例が複数あった。 データシートを比較すると形状や寸法は同じだが、細かな仕様の違いが複数散見された。故に代替交換の是非は各自で判断されたい。(私なら出所不明の互換品を使用するより「オムロン D2F-01F」で代替交換する) ※以下、オムロンの各製品データシートより抜粋 ◎ マイクロスイッチ D2FC-F-7N(20M) 歯切れの良いクリック感を備えた、長寿命で高信頼性の操作用極超小形基本スイッチ。マウスなどの操作用途に最適
豊富な端子バリエーションを持つ極超小形基本スイッチ
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最終更新日
2024年09月29日 20時54分13秒
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