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2006年04月15日
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カテゴリ:姜さま♪
概要・あらすじ・登場人物です。
ネハダレなので要注意☆

【概要】
漫画雑誌『少女コミック』1974年19号から52号に連載された。ドイツのギムナジウム(高等中学)を舞台に、人間の愛という普遍的なテーマを描いた、少女漫画の傑作。

独特のみずみずしい世界観、繊細で緻密な心理描写、物語としての完成度は、非常に高い文学性を備えている。愛、友情、家族、人種、信仰など壮大な主題を、一人の少年の死の謎をめぐる挿話を積み上げることで描いていく、構成の素晴らしさは著者の真骨頂といえよう。少女漫画の巨匠・萩尾望都作品の中でも最高傑作に挙げる声の高い作品だが、少年達の妥協の無い設定や、題名に心臓という文字が入っていたことなどから、雑誌掲載時の評判は芳しくなく、連載打ち切り寸前だったという話は有名である。

番外編に「訪問者」・「湖畔にて - エーリク 十四と半分の年の夏」、原型となった作品に「11月のギムナジウム」がある。また舞台・映画にもなっている。現在も根強い人気を持つ作品である。

【あらすじ】
ある雪の日、トーマ・ヴェルナーが陸橋から落ちて死んでしまう。シュロッターベッツ・ギムナジウムのアイドルだったトーマの死で騒然となる中、ユリスモール・バイハン(ユーリ)のもとにトーマからの遺書が届く。トーマはユーリを慕って自殺したのだ。ユーリは表向き平静を装いながらも責任感にさいなまれていた。そんな彼を同室のオスカー・ライザーは心配そうに見つめている。数日後、ギムナジウムに転校生のエーリク・フリューリンクがやって来る。彼はトーマとそっくりだった。エーリクを見るたびにユーリはトーマと重ねてしまう。エーリクはそれを迷惑に思うが、同時に気になってしまい、トーマとユーリの間に何があったのか知ろうとするが謎は深まるばかり。そこにエーリクの母の事故死の知らせが入る。悲しみにくれるエーリクをユーリはやさしく慰め、これを機会に2人は次第に心を通わせて行く。

ユーリがなぜ心を閉ざしているか知っているオスカーもその変化に気付いていた。エーリクは図書館でユーリにあてたトーマの詩を偶然に見つけ、トーマの死の真相を知る。エーリクはユーリへの気持ちを深めるが、ユーリはいよいよ頑なな態度を取るようになる。しかし、ひたすらにユーリを愛し信頼を得たいと願うエーリクの言葉から、ユーリは、トーマがユーリの罪を引き受けて贖ったことを悟る。トーマはユーリを苦しめる罪が何かは知らなかったが、生きるためには愛が必要であり、愛するユーリを生かしたいと思ったのだ。ユーリは、自分を取り巻く多くの愛と幸福、そしてユーリを許し見守っていたオスカーに気付く。神はどんな人をも愛し、許していることを知ったユーリは、神父となるためにギムナジウムを出る。

【登場人物】
■ユリスモール・バイハン/(ユーリ)
シュロッターベッツ高等部1年。14歳。品行方正、成績優秀でみんなから信頼される委員長だが、暴行事件以来心を閉ざしている。トーマのことを愛していたが、自分には資格がないと思い手ひどくふってしまう。混血でギリシア系の顔立ちをしており、自分に向けられる差別に対抗して優等生であろうとしている。
■トーマ・ヴェルナー
シュロッターベッツ中等科4年。13歳。誰からも愛される子どもだった。ユーリを救うために自殺する。
■エーリク・フリューリンク
シュロッターベッツ高等部1年。14歳。自由奔放で勘がいい。母親とずっと2人暮らしだったためマザーコンプレックスだったが、母親の死によって自分の依存心に気付く。
■オスカー・ライザー
シュロッターベッツ高等部1年。15歳。シュロッターベッツ・ギムナジウムに預けられる前は1年間父親と旅行をしていたため、1年遅れて入学している。不良っぽいが兄貴肌。ミュラー校長が実の父で、そのことが原因で父親は母親を殺害し、その父親も死亡していることを察している。ユーリのことが好きだが、暴行事件のことを知ってしまったため見守ることしかできない。
■サイフリート・ガスト
シュロッターベッツ高等部を放校。素行が悪いが頭の切れる悪魔的な魅力を持っていた。ユーリをリンチにかける。
■アンテ・ローエ
シュロッターベッツ中等科4年。13歳。オスカーとユーリを引き離そうとして、トーマとどちらがユーリを落とせるか賭けをした。
■レドウィ
シュロッターベッツ中等科4年。13歳。盗癖がある。トーマがユーリを愛していたことを知っていた。
■ヘルベルト
■アロイス
シュロッターベッツ高等部1年。14歳。
■リーベ
■アーダム
シュロッターベッツ高等部1年。14歳。ユリスモール親衛隊。
■バッカス
■シャール
■ヘニング
シュロッターベッツ高等部の最上級生。
■マリエ
エーリクの母。エーリクと2人で暮らしてきた。エーリクの転校後、事故で亡くなる。
■ユーリ・シド・シュヴァルツ
マリエの婚約者。ともに事故にあい、片足を切断。エーリクを引き取る。
■アルフォンヌ・キンブルグ
エーリクの弁護士。
■マクス・ドッドー
ユーリ・シドの友人で医師。
■ロジェ・ブラウン
エーリクの父。
■ミュラー
シュロッターベッツ・ギムナジウムの校長。オスカーの実の父。ライザー夫妻とは大学時代の旧友。オスカーを養子にしたいと思っているが言い出せない。
■グスターフ・ライザー
オスカーの父。妻を殺害したあと、オスカーを連れて逃亡。シュロッターベッツ・ギムナジウムにオスカーを預けて南米に旅立ったが、おそらく死亡している。
■ヘレーネ・ライザー
オスカーの母。長く夫との間に子供が出来ず、ミュラー校長との間に子供をもうけるが、そのことが原因で夫に殺害される。オスカーを溺愛した。
■シェリー・バイハン
ユーリの母。
■ユーリの父
ギリシア系ドイツ人。事業に失敗し多額の借金を残して亡くなる。
■ユーリの祖母
娘の結婚には反対だった。ギリシア系の顔立ちをしているユーリを嫌っている。
■エリザベート・バイハン
ユーリの妹。8歳。体が弱い。
ユーリとは違い、金髪であるため、祖母からはかわいがられている。
■ベルンハルト・ヴェルナー
トーマの父。
■アデール・ヴェルナー
トーマの母。エーリクの父の従兄弟。
■トーマの兄
■ブッシュ先生
■ホーマン先生
■保健の先生(アルット)

※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

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うぐ~
やっぱ行くしかないか?
まぢで迷い中~
名古屋来てくれないかなぁ・・・
来ませんってこの前の舞台挨拶で断言されちゃったから無理か^^;
カナシー





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最終更新日  2006年04月15日 14時11分36秒
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