物語にとってオチは最も要るものだ(素人)。
物語とは変化までの過程ともいえる。変化とはオチだ。オチで変化をつける。
ただ、この変化の描き方が大事だ。星山さんの本では「アナログ」と解説されている。アナログのようになめらかに、始まりからオチまで変化する。
デジタルは0と1だけだ。その間がない。アナログとは、0と1の間を丁寧に描いていくことだろう。
丁寧に描いていくことは大事だが、描いた先にオチ(変化)がなくては意味がない。変化しないものを描く意味はない。
だから、あえて自分は「プロット主義」を強調した。アナログ(ディティール主義)の反対のようではある。
が、オチがないアナログでは意味がない。プロットからしておもしろいものを丁寧(アナログ的)に描けばおもしろい。これは当然のことだ。
つまり、大筋があって細部がいい、これがおもしろさの条件だ。
最近、キンドル・アンリミテッドでエロ漫画を読むんだが(告白)、おもしろいものは話がしっかりしている。
エロ漫画のオチなんて、えっちを知らなかった女の子がエロエロになる、だけでもいいわけだ。それまでの過程(アナログ)を描けるかどうかに力量があらわれる。
マイノリティさんがよかった。