「内側から見る創価学会と公明党」(浅山太一氏)への反論が『第三文明』8月号にのってた。こういう記事すき。
(浅山氏の母)「戦争でボロボロになった日本が発展できたのは創価学会のおかげ。池田先生が一生懸命広宣流布したから」。
浅山氏はこれに対して「失笑」「まともに考察するにたえない妄想」と。
宗教というのは物事の見方だ。主観を否定してしまうと思想信条の自由を否定することになる。
主観を客観で否定したいなら、それこそ客観のら列がいる。「考察するにたえない」では否定にすらならない。なによりも考察しないといけないわけだ。
浅山氏は宗教(思想信条)を知らないようだ。母親が宗教をやっていたから自分もわかるつもりだったのか。
これだけでは「客観的(定義なし)な視点は正しい」とする宗教を信じているのと同じだ。
宗教をやったことがないものに宗教はわからない。モンハンをやったことがない子どもにモンハンはできない。
ただ、思想信条の自由は民主主義の基であり、憲法に定められた権利。大事な人権だ。
主観を否定したかったら、それこそ1冊の本がいるな。なぜ、日本が豊かになったか。なぜ、みんながよくよく働いたのか。