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テーマ:ガン・白血病とともに(96)
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金曜日(6/17)は移植後第二年目初の通院でした。この日は皮膚科、血液内科、マルク、中央検査室で呼吸機能検査など目白押し。午後三時くらいまでかかりました。
(My病院。無菌室は最上階。血液内科はその下の下) 採血の結果はまずます。まずは芽球が出ていないことを確認。本当に無事に第二年目に突入できたようです。出だしの好調なことは良いことです。(予想に反して)肝機能の数値は若干下がりましたので、慢性GVHDは肝臓にはさほどは出ていないようです。お腹も下痢症状は今のところありませんので、唇・口の中の炎症、唾液の極端な減少、皮膚症状がメインで推移しそうです。皮膚症状は、手足の指中心に全身あちこちに水腫ができていますが、もっか不快なのは手や足の皮膚全般でのGVHD症状で、特にむくみでしょうか。中でも右手は上腕からむくみが始まり、だんだん手先の方に向って腕全体がふくれつつあります。筋肉の痛みや腫れではないので、皮膚症状によるむくみ、と診断されました。どうりでこのところ、手足肩が痛かった(熱が出たときの痛みと似てるが、少し違う痛み)はずです。プレドロニゾン増量以後は、その痛みはかなり治りましたが、右手だけは症状が進んで肩から腕に掛けて痛みがあり、朝起床時など左手の1.5倍くらいにふくれています。 唇、口内、喉で白血球が暴れているので、もっか食事にかなり不便な状況ですが、お粥と、豆腐の味噌汁、目玉焼きを常食としているので、少々栄養の偏りはありますが、アルブミンも下がるのが止り、栄養状態も少し低いですが現状維持です。 口の中に、二三日周期で発疹ができ、場所を変えながらあちこちに出ては消えていますが、喉にできると、液体すら飲み込むのが難儀になります。先日は、ちょっと大きいサイズの薬「バクター錠」が、まさに喉の奥の炎症箇所引っかかり、水を飲んでも飲み込めない、吐き出しもできない、そのうち解けてきて苦くなるわ気持ち悪いわ・・という笑えない状況になったりも。薬は水に浮かせる様なイメージで、勢いでカッと流し込むに限ります。 目の渇きは、感染と炎症の危険性があるのでガマンはいかん、と、目薬を出していただきました。 呼吸機能検査は、「肺活量」だからすぐ終わると甘く見ていたら、約一時間かかる検査でした。パソコンも使うハイテクな検査に感心。昨年12月の治療退院の時点より、肺活量が3分の2位に減少していました。肺機能が衰えていると言うことでしょうか?これもGVHDの影響なのかな? 薬は、今回もまたしても増量です。最初は現状維持という線で話していたのですが、検診と症状の検討の結果、前回のプレドロニゾンの増量で一定の効果が認められるが、慢性GVHDが以外に強いので、唾液減少などによるQOL低下を改善するために、今回はプログラフ(タロスクリム、FK-506)を増やすことに。プログラフは一端は0.5mg/日にまで減っていたのが1.25/日に増えました。どういう結果になりますか。。。 またこの日は、移植後一年目のマルク(骨髄穿刺)がありました。「胸にしますか腰にしますか?」と聞かれたので、迷わず「胸にしてください」と答えました。まあ、どちいも嫌なのが本音ですが・・・(K野先生は、なかなかマルクの技が鮮やかであることがわかりました)。 長時間で疲れましたが、無菌室でお世話になったナースと会ったり(刺す身振り入りでマルクがんばれ、と激励された´д`)、患者仲間の顔を見て(お互いに)安心し合ったりと、心和むこともありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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