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2004年11月15日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
日本では人口約350万の大都市に住んでいた。
今は2万人弱の農業が盛んなアメリカの田舎町に住んでいる。


先日息子の誕生会で変わったプレゼントがあった。
ある子から封筒1枚を、別の子からは本をもらった。

封筒の中を見ると
くしゃくしゃの5ドル紙幣が入っていた。
なんとそれはその子のお小遣いの1枚だった。

本は「The Outer Limits」というものだったが、
それも新品の買ったものではなく彼が読んだものだった。
日本ならプレゼントに欠かせない
きれいな包装紙やリボンがあるわけでもなく
むき出しのまま「かっこいい子供が読む本なんだぜ」といいながら息子に手渡した。
私はペンを持ってきて
「11歳の誕生日にもらった記念にサインしてくれる?」
と頼んだら、得意そうに名前を書いてくれた。
ちなみに、この誕生会はお泊り誕生会だったが、
彼は「今日は寝ないぞー」と一番張り切っていたのに
一番最初に寝た子だった、、、(笑)


更に、、、
誕生会に呼んでいなかった近所の子が
どこから聞きつけたのか家にやってきた。
特に親しいわけでもなく、ただ知っていると言うくらいの
関係だった。
追い返すわけにもいかず家に入れてやると
夕飯はもちろんのこと夜の10時近くまで家にいた。
そして翌朝9時にまたやってきた。
さすがに泊まっていた子供たちも
びっくりしていた。

数日後 その子が再びうちに来た。
「この間プレゼントを渡さなかったからこれやるよ」と
素手でカエルを持ってきた。
大人の手のこぶし位のサイズのカエルを見て
息子は苦笑いをしながら断ったが
さすがに私も
「ぴょん吉」を飼う気にはなれず、
なんと言っていいのか困ってしまった。


田舎ならでは?の、心に残る?思いがけないプレゼントたち。


日本に住んでいる息子の友達の顔を思い浮かべた。
彼らはおこずかいを息子に分けるだろうか。
自分の読んだ本や捕まえたカエルを
誕生日プレゼントにするだろうか。


だいたい彼らの親がこのようなプレゼントを
子供に持たせるとはとても考えられない。

子供にプレゼントを任せる家庭の事情と、
田舎の子供たちの素朴な価値観を垣間見た。








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最終更新日  2004年11月15日 08時36分55秒
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