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テーマ:大人のお稽古(778)
カテゴリ:音楽
祖母といっても父方の方なのだが
私の顔がこの祖母にそっくりなのだ。 赤ん坊だった父を抱いている祖母の白黒写真を見て ハッとしたことがある。 まるで私なのだ! 友人に見せたらみな驚くと思う。 祖母は90歳を迎えたものの、現役の三味線の師匠で 昨年秋にも舞台に立ったそうだ。 ここだけの話? 超~ 厳しいらしい、、、! そして祖父亡き後、一人で気丈に暮らしている。 さて、顔がそっくりな祖母だが、その祖母にもらったものが もうひとつある。 昔、妹が買ったというカラオケCD全15巻。 70-80年代のポップスを中心とした よく知られた曲ばかり集めてあるのだが、 昨年夏実家でみつけて、アメリカに持ち帰り 時折、声で歌う代わりに フルートでガンガン歌いまくるのだぁーー! 楽譜はないけど、よく知ってる曲なので 耳だけを頼りに、主旋、間奏、 好きなように、吹きまくる。 間違えたって、人が聞いて変だったって、おかまいなし。 (家族はいい迷惑かもしれないが、) ひたすら音楽を楽しむ。 その仕組みはよくわからないのだけれど CDのカラオケを聴きながら 体の中から音が湧き出してくる感じで とにかく楽しいのです。 人間、楽しいと思えることが、それぞれあるのなら 私のそれは、きっと音楽なのだろうと思う。 祖母が私に、「音楽」と言う一生楽しめるプレゼントを くれたのではと、思うのです。 そう考えたら、急に祖母に手紙を書きたくなった。。。 祖母は遠く離れた町に住んでいたので、 三味線を習う機会はなかったが 習えばよかったなぁと最近切に思うのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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