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カテゴリ:にっぽん
会社で立て続けに不幸があった。
社長の母上と同僚の父上が同じ日の朝亡くなった。 ちょうど仕事が入ってない私は、通夜と葬儀に連日参列している。 やはり親を亡くすということは大変なことだ。 社長も同僚も痛々しかった。 いずれ私も両親を送るんだ。ひょっとして主人も? (息子だけは送る日が絶対来てはならない。) そして私もいつかは棺の中へ。 まだまだずっと先のことだといいなぁ。 それまで幸せに暮らせるといいなぁ。 いろいろ考えさせられた葬儀でした。 そう言えば、清め塩がなかった。 最初はこちらの風習かと思ったが、ちゃんと理由を書いた紙が会葬礼状に入っていた。 まず、仏教では生と死は一つと教えていること。 そして葬儀は、愛するものと必ず別れなければならないという事実 (これを愛別離苦と言うそうだ)を真正面から受け止め、 わが身を見つめ直す厳粛な儀式なのだそうだ。 また仏教では死を穢れ(けがれ)としていない。 よって清める必要がないので塩を入れてないとのことだった。 なるほど。そう言う考え方もあるんだな。 愛する人との別れを真正面から受け止める。 生きるって、本当に簡単じゃないですね、、、 持ちつ持たれつ。 仲間がいなければ、あの世へ行くまでのこの世を 生き抜いていけない気が致します、、、。 支えられるだけじゃなくて、私もちゃんと支えられる人になれたらいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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