「情熱のサイドスロー 小林繁物語」を読む
野球本を読もうのコーナー。今回は、「情熱のサイドスロー 小林繁物語」(近藤隆夫著2010年発行)を読みました。小林さんと言えば、やはり「空白の一日」による江川事件が真っ先に思い浮かびますよね。その内容についても本人のコメントがたくさん載っています。「同情はされたくない」という言葉が印象に残りました。そして阪神に移籍し、そのシーズンで22勝をあげます。そして引退後には、政治家転進失敗やバブル崩壊などによる多大な借金を背負ってしまい苦労していたようだ。コーチとして在籍していた近鉄退団後は、福井県に住み、少年野球の指導をボランティアで行っていたらしい。こんな事は知らなかったですね。そして日本ハムのコーチに就任したが、病気で急死。本当に残念。私は小学生の頃、よくアンダースローで投げてました。それは、この小林さんや阪急の山田さんの影響が大きかったですね~。