一生けんめい 生きる って
今日、インサドンの通りで ある方を見かけました。その方は 以前どこかで見かけたことがあり、すぐに分かりました。前回(多分4年くらい前かな?)は ミョンドンで 見かけたような気がします。白いあごひげを生やした おじいさんです。白いTシャツに油性の黒ペンで “夜間中学・・(なんとか)”と書いてありました。“はたして この方、何の活動をしてるんだろう?”前回、見かけたときも、今回でさえも 何をしてる方なのかは私は理解していませんでした。ただ、非常に目に留まるのです。 それは “高野雅夫さん”という方でした。http://www.wombat.zaq.ne.jp/zenchokyo/yakan.html戦争などで義務教育を受けることができなかった方たちに植字教育を!という運動をされてる方です。そういう方たちが勉強をする 夜間中学が廃止されるのを反対する運動をしていた方です(詳しく知りたい方は 上のアドレスを どうぞ)。その方が乗ってる新聞の一文が頭に残ってます。『その時に、俺は 食う為だけに生きるのはよそう と思った』と。どんな場面でのその言葉なのか それを説明しなくてはわからないですね。。戦争孤児で路上をうろつきながら まさに生きる為にケンカ、盗みをしてた頃 初めて字を教えてくれた 屑集めをしてる朝鮮のおじいさんがいたそうです。 高野さんにとっては 神様みたいな存在だったそうです。そのおじいさんが 亡くなってその死体を汚いものでも扱うようにして運ぶ警察の姿を見ながら そう心に誓ったそうです。それが 今の活動の原動となってるのです。それを思うと 並大抵のことではない、と思いました。それを実際に行動に移しているのですから・・・。そんな出会いを、その時に思った気持ちを 忘れないように日記に書こうと思い 簡単ですが 書いておくことにします。