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Pooちゃんの部屋日記

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2007年02月10日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2月10日(土)

 

          mirukubaby
   
ミルクの子供達です。いよいよ巣立ちの時を迎えました(なぜか一人大きく育っています)どの子も毛がフサフサでかわいくて、頭がよくて・・・(親バカです)



          apple1

先週の土曜日にミルクのホワイトのハンサムボーイがPooままの友人のうちに巣立っていきました。



アップルちゃんというかわいい名前を付けてもらい、大事そうに抱えられて電車に揺られていきました。

           apple2

甘やかしちゃだめよ・・・といったのですが・・・すでにご主人の懐犬になっているそうです。1週間ですっかり慣れてきたようです。この子が心配で心配で買い物も近くでササッとすませて急いで帰るのよ・・・かわいくてかわいくて・・・と大変かわいがってもらっているようです。

よかったね。良い子でいるんだよ。また、お顔を見に行くからね。




         bikke1

ちょっと大きく育っているこの子はビッケちゃんという名前が付きました。とても賢い子で他の大きい子達の行動を見てワンちゃん用出入り口からベランダに出入りして遊んだりトイレを覚たりしてしまいました。



Pooままやおばあちゃんがお世話になっている美容院の先生の所に行き、先住犬より洗礼を受けているようです。助けを求めて膝にのってくるのよ・・夜は泣かなくて良く寝るのよ。良い子だわ・・・との事。よかった・・・また様子を見に行くからね。良い子でいるんだよ。



           pon1

この子は家に残る事になりました。ポンちゃんといいます。

おもしろい名前でしょう?なぜか・・というと・・・



この子は生まれた時、オッパイを吸えない子でした。

リンちゃんの子が今回1匹産まれてすぐ亡くなりましたが、その子の場合はリンが抱こうとはしませんでした。

いくらお腹の所に持っていってもアゴで払いのけるのです。それはそれは冷たい仕草でした。

でも、それが母親の本能なのでしょう。5時間後に亡くなりました。



そんな事が数日前にあったばかりでしたので、またこの子もダメか・・・と諦めたのですが、ミルクが抱くのです。他の子達と一緒にお腹に抱えるのです。



ほ乳瓶やスポイトでミルクを飲ませようと試みましたが、吸えません。

口の中が割れているのでは(口蓋)・・・いいえ割れていません。



デイ先生(獣医さん)から、カテーテルで直接胃にミルクを入れてご覧・・・といわれ、やり方を教わり、とても怖かったけれど、喉に管を差し込んで注射器で少~~しずつ与えました。



2-3日したら、自力でオッパイを吸い出し、これで大丈夫・・・よかった・・と一安心。



ところが、そのうちお腹が異常に膨れだしたのです。飲み方がヘタで空気を吸ってしまっているのかな?・・・と思っていましたが、それにしてもどんどんお腹が膨れてきます。



エコーで診て頂きましたが、ガスが溜まっているね。この子便は出ている?と聞かれ、さあ?まだ母親が抱えてなめている時期だからわかりません・・・

離乳食が始まればまた様子が変わるかな?様子を見よう・・・という事になりました。



元気はあります。よく動き回るし、オッパイも吸って体重も増えています。



でもお腹は日に日に膨らみ、今にも破裂しそうな風船のようです。離乳食も始まり、他の子達は鉛筆の芯のような便をします。でもこの子は息張っても出ないのです。



おかしい!夜、近くの獣医さんにとにかく浣腸して下さい!と飛び込みました。



その獣医さんは始めためらいましたが、「やって下さい!!」に負けて、では・・・と浣腸の準備をして下さいました。



でも・・・入らないのです。肛門はちゃんとあるのに、管が入らないのです。



「鎖肛」(肛門の穴がない)でした。エッ???じゃ、この子どうなるの?死んじゃうの?



すぐに手術しないとダメでしょう、とのこと。

「先生すぐやって下さい」「初めてのケースで・・・聞いた事はありますが・・」

「デイ先生の方が経験がおありでしょうから、デイ先生にご相談下さい」



何て事でしょう。この子は1ヶ月近くも便やガスが出なかったのです。よく生きていました。不思議です。



夜中にデイ先生にFAXを送り、翌朝電話しました。「自分も20年以上やってきて初めてです。できる先生を捜します」・・・しばらくして「この先生なら大丈夫。小動物の外科手術を得意とする先生で経験もおありになる」とご紹介頂き、車をとばしました。



レントゲンを撮ってみたら、直腸が肛門の5ミリ手前までしかない。届いていないのです。腸は便が溜まって異常にに膨らんでいます。

「よく生きていたな・・・肛門に穴を開け、直腸を引っ張り出し、縫い付けましょう」と即手術をして下さいました。



普通なら病院において様子を見たいけれど、オッパイを飲んでいる時期だから母親の所においてあげましょう・・という事で連れて帰ってきました。お腹のガスが抜け異常な膨らみは治りましたが、便はまだ出ません。1ヶ月も出なかった便ですから、なかなかでないようです。



肛門は細~い糸で細かく細かく縫ってありました。



さて、様子を見ながら2日後。「あっ!おしりの糸がない!」

ミルクがなめていたのは見ました。たまっていた便が少しずつ出ているからなめてあげてるのかな?と思っていたのです。



さぁ、大変!また、先生!!と駆け込みました。



先生も予想外の事で、すぐに再手術。

今度は授乳時以外は親から離すようにして過ごしました。10日後抜糸。



そろそろ便も出てくるでしょう、といわれましたが、出ないのです。息張っても痛いのでしょう。出ないのです(そりゃ痛いよね・・・我々がちょっとお尻が切れただけでも飛び上がるほど痛いんだもの・・)



浣腸しましょう、とやってはみたものの出ない。2回やって、やっとうめきながら出ました。でもまだまだ溜まっている・・・



通いきれないから、「私がやりますから、教えて下さい」とそれから毎日、浣腸です。



息張りだしたら、さ~やろうね・・・(やらないと固まってしまい、それはそれは苦しんでうめいて必死な思いで出すのです。だから早めに出してあげるようにしています。緩下剤も使い始め便が硬くならないようにしています)



でも、それ以外はとても元気で、先生の素晴らしい手術のお陰で(垂れ流しも覚悟したのですが)元気にとびまわっています。



手術をしたときは500gにも満たなかった子が1.1kg。倍以上になりました。



お腹がポンポコリンだったから「ポンちゃん」なのです。



自力で排便できるようになればいいのですが・・・



頑張って生きようね、ポンちゃん。お母さんも頑張って育てるからね。



そういう訳でポンちゃんは「Pooちゃんの部屋」のメンバーになりました。

これからも宜しくお願いします。




          nori1

さて、リンちゃんベイビーの「ノリ君」はあと1週間で巣立ちます。

心配していたトイレもシートの上にできるようになり、ひと安心です。



ノリ君は賑やかな子です。リンママとじゃれあってよく遊んでいます。リンママはノリ君とはよく遊びますが、他の子が行くと追い返します。



天真爛漫という言葉がピッタリの子です。ムクムクしていてかわいいですよ~~



ポンちゃんともよく遊んでいます。ノリ君がいなくなったらポンちゃん淋しいね・・・

それまでいっぱい遊ぼうね。








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最終更新日  2007年02月11日 00時30分52秒
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