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July 6, 2009
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カテゴリ:つぶやき★
【続けて更新】
先週。。。
ようやく実家で起きた“一大事”がほぼひと段落したので
残しておこうと思います。
長くてよくわからない興味のないお話だと思うので
遊びに来てくださる皆様、スルーしてくださいね。


四つ葉

始まりはGWの頃。
まる2ヶ月間以上・・・大変だった^^;

実家の土地を売却しようと仲介業者に頼んでいた。
現倉庫の部分と店舗兼自宅の部分。。。
元々分筆されている土地なので
倉庫部分を先に売ろうという考えでいた父。

仲介業者とは専任媒介契約を結んで
後期限が半月ぐらいを残した頃。
建売業者が買ってくれるということに。
しかし!いざ契約をしてしまってから大変なことが発覚@@

契約翌日に本格的な測量が入ったところ
登記簿上の面積の上に店舗が少し出ていると。
契約書には「越境物は撤去」とある。
店舗は鉄骨で屋根もしっかり乗っている。
とても簡単に撤去できるものではないのは明らかなのに。

契約前にも何度も父は
「自分の土地だからいっぱいに建て増ししてある。大丈夫か?」
と何度も仲介業者には話しているが
「もともと分筆してある土地だから、それほど出ることもないだろう。」
との仲介業者と建売業者(買い主)との話もあったらしく
その時点ではあくまでも「越境していたら撤去」の約定を載せたという。
建売業者としては最低限の間口を確保したい。
ギリギリのラインでもあったとのことだった。

本来なら。。。契約時の重要事項説明の時に
「ちょっと待ってくれ。」と言えたならよかったのだが
不安ながらも不動産のプロのやる仕事にマチガイはないと思い
契約をしてしまった。
その場では父がひとりだった。

それがすぐに「建物を壊してくれ」と言う話になり
他にも水道工事など費用が莫大にかかる事項が発覚。
このままでは住めなくなってしまう。
一度は父から越境している「建物を残した残りの面積ではどうか(実測売買)」
。。と言ったものの
GWを挟み、返答待ちをしている間に日にちは過ぎ
履行日(更地にして引渡し)までに間に合わないのでは?
急かされる状態、次々に後から発覚した不安材料。
その方が大きく勝り
すぐに父から解約を申し出てしまったのである。

直後に仲介業者から「違約金の請求」(買い主側に支払うもの)があり
土地の売買という金額のとても大きな話での「違約金」は高額だった。


こんな初めから無理なトラブルが
発生することがないように調査をしたり
水道工事が必要になるアドバイス(基本的なこと)など
事前に何もなかったことから
思わず「仲介業者にも責任はないのか。」
と、父が言ってしまったことから
逆切れしたような仲介業者は、その後はとても冷たい態度であった。
数日しかたっていないこの状況で
相手方の履行前なら手付け金の買返しで
解約手段はあったのかもしれない(後からわかった)
手付け金は0円でもらっていないのだが。

その後一度、買い主、仲介業者3者で話し合いを持ったが
その時には仲介業者は脅しのような態度であった。
合意解約書に判を押せば
違約金を全額支払うということになる。
ただ納得もいかないまま払って終わればいいものなのか。

仲介業者に対しとにかく不信感がいっぱいになった両親。。。

多額の違約金請求にどうしていいのかわからない。。。

区の無料の弁護士相談に行ったり
東京都の不動産トラブル相談へ行ったり
(それで都庁には3度行ったのだが^^;)
刻々と過ぎていく時間。

結局。。。

宅建業法的な見解と
民法の見解とは別だということ。

今回のケースは目に見えて宅建業法違反の部分があるわけではない。
一度は父から実測売買でやってくれと言って
それを仲介業者が何とか取り持って
契約を成就させたいとすごく動いたようである。
(1日の話の動きであるが)
しかし、父から結局解約したいと申し出ている経緯もあるので
違約金の支払いは免れないだろう。
ただ、このようなトラブルになった原因というものがある。
減額交渉をしてみたら。。。と。


地元の弁護士にも相談したところ
両親の憤りをすごく理解してくれた。
違約金に対する見解はやはり都と同じでしょうがないだろう。。。
しかし、仲介業者の契約優先の心の無い対応
事前の調査不足やアドバイス不足には
ケンカしてきていいと!
弁護士に背中を押してもらえて
再度3者の交渉に臨んだ。

両親の気持ちをしっかり理解して
しかし誠意をもって、冷静に客観的にも話しができる
一番下の弟が話しを上手に進めてくれたおかげで
仲介業者との話は平行線だったものの
数日後、買い主側は違約金の減額の返答をくれた。


しかし、喜んだのもつかの間。
仲介業者は減額した違約金とセットで仲介手数料も支払わなければ
合意解約は成立せず、元の金額に戻るかも・・・という。

仲介手数料だって我々にしたらとても高額。

こんなトラブルになって
心の無い仲介業者にはとても評価報酬に値する金額ではない。
2ヶ月もの間苦しんで悩んだ両親の寿命が縮まってしまったら。。。
恨みますよ!・・・と言いたい、そんな気持ちだ。。。
これは我々姉妹弟みな同じ。
弁護士からも支払う必要はないとアドバイスをもらっている。


再度3者で話し合い。
仲介業者はまた1歩も引かなかった。
仲介業者への報酬が決まらなければ合意解約書に
3者の判が揃わない。
仕方ない。。。
ここまで我々でがんばって交渉してきたが
話は平行線なので、第3者(弁護士)をたてることを伝えて決裂して帰宅。。。


しかし


買い主側から連絡があり
仲介業者を抜いて、2者間での合意解約に承諾してくれた。
結局、違約金を支払うことには違いは無いのだが
それでもこの契約に関しては買い主側とは・・・
先週の金曜日。。。。終わることがやっとできた。
よかった。



仲介業者に対することが残っているが
また弁護士に相談する予定である。
(本格的に依頼するかはその後の出方次第かもしれないが)

しかも~。。。
地元の弁護士のところへは3度相談に行ったのだが
最後の最後で
「不幸にもGWのタイムラグもあり、履行日までに日にちがないという
追い込まれた解約とも言える。
無効に出来ることは可能かだったかもしれない。」と^^;
これだけいろいろ相談をしていても
「ココが一番のつけるポイント!」
ってなかなか伝わらないものだ。。。
買い主との間でももっと揉めようとすれば
全額払わないで済むこともできたかもしれない^^;
(もちろんどちらともいえない)




今回一番下の弟が本当にがんばってくれた。
どれほど頼りになったことか。
私は途中、相手方の言うこと・・・
 「契約書に無理矢理判を押させたわけではない。」
 理屈は第3者が聞いてもつけいる隙はないことなのかも。。。?
 父がやっぱりあやふやだったのかも?
 契約してしまった以上しょうがないのかも。。。?
 違約金を払うよりも、なんとかこのまま契約を進める交渉をするのが賢いのかも。。。?
そんな葛藤があった。

しかし、弟は両親の想い
特に不信感でいっぱいになった仲介業者に対する父の気持ちを受けとって
もしも最終的にこちらの言い分が何も通らなかったとしても
両親の想い・プライドを守るために動いた。
その判断はゆるぎがないもので明確だった。
両親の気持ちがどれほど軽くなったことか。


私が手助けできたことは
相談内容を聞いてもよく理解できなかったり
忘れてはいけないから。。。と
同席して相談記録、交渉記録。。。全て文書にして残したことだけかな^^;
ボイスレコーダーから必死に会話を拾って。。。
おかげでほんとに勉強になったと言おうか^^;


ほんとは・・・このようなトラブルが起こる前に
両親だけでなく、私たちもいろんな目で見て一緒に考えて
慎重に判断していればよかったのだろうが。。。
もしかしたら
そのころの無知な私が一緒に話を聞いていても
同じだったかもしれないな。。。


まだ全てが解決したわけではないけれど
ここまできて、私たちの絆は強く気持ちは明るくなった。
苦い思いを残すのは仲介業者の方かもしれないと今では思ってる。
今回で土地を売らなかった父の判断は正しかったと。
大きな損はしちゃったけれど
この後、それを補えるようなご縁があってくれれば
一番なんだけれどね(笑)





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Last updated  July 6, 2009 04:59:16 PM
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