カテゴリ:フラワーアレンジ
立体感 出すことだけが 課題なり グリーンフリーセント 出来上々
☆作成裏話 フリーセントとは流れる物を意味します。花材が一定方向に流れる様を表現です。 まずはオアシスセット。オアシス3分の1をやや高めにセットです。 モンステラを2枚。左側に入れます。 グリーンでアウトラインを取ると形が取り易いのでドラセナとゴッドセフィアナを使ってオアシスカバーを。 今回は左流れを作る(普段は右流れが多い私w)ので右側のドラセナはホチキス留めしたのを1葉入れました。 ユリを切り分けます。咲いてくるのを考慮してやや右に。花向きにも気を配ります。上の方にも蕾を2輪。 アマランサスを左側に垂らしました。 この回、タイトル通りグリーンが多くて色味としたら京かの子とバラの色くらいしか対比させるものがない。 ついでに本来ならFP(中心点)に花を入れる所ですが、せっかくグリーンが綺麗なのでもうここはドラセナの葉っぱをホチキス留めしたのをバンと入れてしまおうと思いついてそうしました。 ティナスを切り分ける。これは右側と挿し色的に上の方へ入れています。 ケイトウ3本は割と真ん中辺りに固めました。 クラスペティアも3本。これはやや右よりへ。 最後にアイビーを中心からかけて完成です。 先生のチェック「流石フリーセント好きなだけある。形は出来てる。あとはもっとこういうの(クラスペティア)が高く出て来ると面白い。埋める意識を変えるといいね」 出来は上々の部類ですが、仰る通りもっとアップダウンをつけるのが課題。 ☆花材 ユリ、バラ、ケイトウ、ティナス、アマランサス クラスペティア、京かの子、アイビー、モンステラ ドラセナ、ゴッドセフィアナ 「この回の出席人数、貴女が行った時間帯で8人」 「バケツの数からもう少し多かったかも」 「珍しい花材ばかりだったな」 「京かの子は初めてだったわね。アスチルベの仲間らしいけど」 「アマランサスは赤いイメージを持っていたが緑だった」 「グリーンの色合いばかりが多くて配色が大変だったわ」 「しかし、上出来の部類だと思うぞ」 「う~ん? 自分ではついつい埋める意識が働くのをどうにかしたいのよねぇ」 「そこは先生にご指摘いただいた通りだな」 「そうねぇ。この回、先達Oさんのティナスの曲がり具合がとっても面白くて流石の仕上がりだったわ」 「Oさんご自身は左流れにされたかった様だが、ラインを活かそうとしたら右流れだと」 「それからお久しぶりにみえた先達Eさんの作品も素敵だったし。あまりお顔を出されなくても腕が落ちないのが凄いなぁって」 「スピードとしては後輩MさんとAさんが相変わらず早い」 「そしてお2人とも盛り盛りで生けられるのよね」 「先達Mさんは何年か前のハッピーハロウィンの花器を持ってみえていたな」 「あ~。あんなのもあったなぁって」 「それから先達Hさんはいつもの席が埋まっていたから右側の一番前の席に座られた」 「Hさんの作品いつも個性的で真似できないのよねぇ。あんな大胆にしてみたいわ」 「先達Sさんの花器の背がとても高かったな」 「そうそう。先生が仕上がるたびに写真撮影なさったけど、Sさんのは椅子に登って撮影されてたわ」 「それでSさんが長く入れていたユリの蕾の先端3輪の内1輪を切って欠けている所に足すべきかと先生に聞いて、先生が『切るなら1番右』と仰ったんだが、ハサミを持ってみえたSさんは左のを切ろうとなさって、貴女が『こっち(右)ですよね?』と指で示した」 「写真撮る段階で直される辺りがSさんの美意識の高さだと感心したわ」 「話は前後するがこの日は先生がプリザーブドフラワーでクリスマスツリーのアレンジメントをつくられていた」 「カタログの画像を載せるのに見本を作ってと依頼されたそうで」 「もうそんな時節の物をするのだなと」 「ガラスケースつきで可愛らしかったわ~」 と、いう謎の会話は…6月終わりでカタログ類作るにはもう動くしかないんですねぇ。時の速さが凄いわ。 では、本日はこれにて。 グリーンフリーセント 歴代のフリーセントの中からすると上々? しかし、もう少し頑張らねば。 ☆おまけ ~ユリ開花編~ 5日後の姿です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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