La Bone

英語の勉強会行ってきました。

英語の勉強もさることながら、
医療の話、政治の話、経済の話、など
いろんな問題についての議論をできるのがすごく為になる会です。

先生（歴史が専門だけどうちの大学では英語を教えてる）
と、私と、友達の３人でやってるわけですが、
毎回新聞やラジオニュースの音源などを使って、
そのテーマについて１時間くらい英語で議論して、
そのあと、日本語で議論して、
って、コーヒー飲みながら、お菓子食べながら、やってます。

英語力がついてきたのかはわかんないけど、
少なくともやらないよりはましだと思うし、
もともと、呼んだり聞いたりは得意だったけど、
書いたり喋ったりはほんとに苦手で（これはアメリカに行った時に痛感した）
そういう意味では、ディスカッションっていうのは実になるな、とは思います。
語彙力は全くないけど!
何とか言葉を引っ張り出して話そう、伝えよう、ってする事がはじめの一歩だと思うし、
その点、続けていくことで、ちょっとは意味あるかな、って思ってます。

今日はアフリカの女性の不妊、について話をしたんだけど、
これもまた難しい問題で。
今までいろんなテーマについて話をしてきたけど、
どの話も、どこかでつながってるのかも、って思う部分もあります。
今日も、そこから戦争の話にまで話が広がったし笑

どの地点に立ってその物事を考えるか、っていうのがとても大切だ、っていうのをすごく感じました。
日本にいる一市民としてそれを見るのか、
医者としてそれを見るのか、
アフリカに住んでる人の立場で見るのか、
それによっても、意見は全然違う。
どんな問題を考える時にも、そうやっていろんな立場から考えることはすごく大切で、
それによって新たな問題も見える。

どうしても、アフリカの問題を考えていると、
先進国の考え方の押し付けになってしまいがちだけど、
アフリカの独自の文化とか、
そういうのをちゃんと守っていくことも大切だし
なにより、アフリカは遅れている、っていう考え方が
一番怖いな、って事を再認識しました。
文化に優劣は決してないから。
しかも、アフリカが経済的な発展の観点から見て遅れてしまった理由は、
先進国にあるんだから。
そこから目をそむけて、頭ごなしにアフリカの今を否定するのは
絶対に間違いなんです。
それだけは忘れちゃいけない。

こういう議論の機会って、今の日本の大学生にどのくらいあるのかな、って考えたら、
ちょっとげんなりしてしまいます。
みんな、遊ぶことばっかりに目がいってるんじゃないか?
日本の将来は、世界の将来は、いったいどうなっていくんでしょうか。

ちゃんと、逃げずに、考えていかないといけないな、って思いました。