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カテゴリ:成長
私のお友達で、お別れする時に「さよなら」と言って去って行く人がいます。
「さようなら」ならまだしも「さよなら」なんです。 なんか、新鮮というか、耳に残ると思いませんか? イメージとしては、「さようなら」はにっこり、「さよ~なら~」と優しく手を振る感じ。 「さよなら」は口元を正して、敬礼の手で「じゃ!」という感じ。 私は「さよなら」に「べたつきのない大人の関係」という衛藤先生の言葉が重なりました。 子離れ親離れできていなかったり、大人として精神的な自立が出来ていないと、相手に依存したり、期待するので、 妙なべたつきが生じて、関係がこじれることがあります。 親子、夫婦、嫁姑、恋人など、身近な関係に多いと思いますが、もちろん友達間にもあります。 「私はここまでしてあげているのに、あなたはしてくれない」という言葉に代表されますね。 自立した大人同士なら、相手を思いやり、自分との距離をわきまえ、お互いがよりいい関係になるわけです。 でも、そこには、子供の時のように、もうずかずかとは踏み込めない、寂しさのような郷愁を私は感じるのです。 どんな人とも、日々でも、永遠でも必ず別れが来るのだから、その時、笑って送りだせるように、 一緒にいられるその時、その時を精一杯楽しみ、愛しつくせたら、きっと「さよなら」が言えるのだと思います。 今日のBGM:Alone in IZ world/Israel Kamakawiwo'ole お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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