|
テーマ:暮らしを楽しむ(388342)
カテゴリ:カジュアル日記
ついに行って参りました!ゴッホ展!!
なんてったって混んでいました! 開園を少し過ぎたくらいでしたが、15分くらいは待ったかな? なんだか、芸術鑑賞のクラスだったんでしょうか? 学生さんが多かったです。 日本のどこに、ゴッホファンがこんなに隠れていたのでしょうかね?(笑) かくいう私も実はよく知らなかったんですが、 サイトで情報を読んでいたので、非常に助かりました。 それを読んでいない人は、不思議な疑問が多かったようです。 展覧会は、ゴッホの生涯と、こういった個性ある画家の誕生を 証拠を並べてわかるように作られているので、 非常に理解が深まるものでした。 とは言っても、結構混んでいたので、 心にひっかかるものを中心に、感じ取る形で鑑賞させてもらいました。 私の好きなロートレックは子供の頃から、体が弱く、絵をよく書いていたことから絵描きになりましたが、 ゴッホは最初は牧師を目指していて、27歳で画家になる決心をしたとか。 そう考えると、下積みより、画家の生活がそのまま学びになっていたように思います。 なので、いろんな影響を大きく受け、はっきりと絵に表れているのがおもしろいところだと思います。 そして、彼の学びの集大成ともいえる、個性が非常に表れた作品を残して、他界されました。 それがやはり私の一番のお気に入り、「糸杉と星の見える道」なわけです。 木の幹も2本、手前を歩いている人も2人、馬車に乗っているのもカップル、と 何か、ゴッホが望んでいたものが表れているように思いました。 そして、空の月や星のぐるぐると、杉が炎のように天に向かっている様子など、 空気の動きが、世の中のゆがみや、その憤りとして表現されているように思えました。 なんともいえないエネルギーを感じたんです。 非常に複雑で深い。 次に意外と良かったのがミレーの「夜なべ」を模写した「夜」! 普通の家庭の夜の様子を描いたものだけれど、私には宗教画的に映ったんです。 「夜のカフェテラス」はロマンチックでよかったし、 「公園の小道」もなぜか惹かれた。 「レストランの内部」も、レストランの中心にかけてある絵が光っていて、 それが自分の絵だそうで、注目してほしい!という気持ちが伝わってきたりしました。 「種まく人」はどうみても、心理鑑定のできる絵としか思えないほど、 明らかに、絵に表れていたように思います。 そして、印象派って、それほど好きではなかったのだけれど、 モネの「レインスブルク近郊のチューリップ畑と風車」がよかった! こんな一面のチューリップ畑、見てみたいな~とトリップしてしまいました。 ゴッホの作品は、内面がわかりやすいほど表れていて、 絵を見るというより、彼が訴えたいものを読み取りに行ったような気分でした。 昔は表面的な見方しか出来なかった自分を思うと、 自分の少ない経験によってでも、心の影が分かるようになったのかな~と 2階にある休憩室から、気持ちの良い、お堀を眺めながら思ったりしました。 ここは、隠れた穴場ですよ! 窓に向かって椅子があり、飲み物も買って飲むことができます♪ とにかく、たった一人の人が、これだけの数の人間の足を動かすことができるというのはやっぱりすごいな~と感心してしまいました。 余談ですが、ゴッホの絵って、ぐるぐるしているよな~って 思っていたところ、そんなことに注目した絵本があったので 思わず手を叩いてしまった! 子供向きでなかなか良いのだ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[カジュアル日記] カテゴリの最新記事
|
|