テーマ:楽しい子育て(47)
カテゴリ:子ども
「このうた、すき~♪」 カーステから流れる音を聴いて、そう言ったホビットさん。 大きな音は耳に良くないだろうから、音は抑えて。 ここのところ、ずっと。このアルバム。 チバさんは新しいバンドで歌っているらしい。 好きだなぁ、この声。この歌い方。 ライブで聴いたことのある歌は、やっぱりいい。 その当時を思い出せるから、鳥肌もの。 子育てって、難しい。 誰にでもできると思っていたのに。 やっぱり… ホビットさんは愛情たっぷりに育てていると勘違い。 自分の子どもの頃を思い出すと、 いつもいつも母親は子どものことを一番に考えてくれていた。 何をするにも子どもを優先。子ども中心。 たとえば、ご飯でも。歯磨きでも。 なのに、今のわたしは違う。自分中心。 朝のバタバタの中で、ホビットさんのことは… 自分の作業の流れの一部に組み込んでいる。 眠い朝でも、わたしの母親は子どものペースだった。 でも、今のわたしは違う。わたしのペース。 これだから腹が立つんだろう。 自分の思い通りにならない、子どもに。 子どものことを考えているのに。24時間以上。 それなのに、自分を中心に考えている。 子どもの目を見、声に耳を傾け、子どもの心を感じていない。 いや、見ているし、傾けているし、感じている。 でもそれは、全て「自分」の勝手。 自分なりの解釈であって。真の子どもの姿ではない。 子どもの側に立てていない。 そういう母親が(父親も)多いと思う。 ひとりで買い物などに行って客観的に親子を見ていると気付く。 身勝手な愛情を押し付けている場合が多い。 自分の思いや自分の欲を優先させていることが。 「最近の子どもはこわい」 母にそう言われる。しつけができないと。 ホビットさんがそう。 大声で泣き、わがままを通そうとする。 ちっとも情緒が安定していない。 それは、わたしの姿。写し鏡。 我慢ができず、妻としても母としても未熟。 いつまでも「自分」を固執し、宙ぶらりん。 少しずつ、変わっていこう。 「妻」であり「母」である、 そんな「自分」を認めよう。もっと。 頑張っている自分に自信を持とう。 もっともっと「母」として。 そういう幸せをきちんと味わおう。 親と子どもとが、 ひとりの人間としてかかわることは、悪くない。 でもそれだけでは、かなしい。 ただ、まっすぐに子どもを見つめてみよう。 他に何もいらないんだろう。 「難しい言葉」も「育児書」も。 何が正しのか分からないけれど、 深く考え過ぎるばかりでは、能無しか(苦笑) 昨夜は、うららがユキに飛び掛った。 ものすごい叫び声。 ユキの左耳に傷が…。 唸り声をあげて高いところに逃げる、ユキ。 出血はひどくなく、少し経てば興奮も収まったけど、 痛々しい。ユキ。 噛み付いたのか、爪を立てたのか。 興奮モードの続いている、うらら。 ひとりぼっちで夜を過ごさせるはめに。 朝方、抱きしめてやると、ものすごく甘えてきた。 そのままベッドで眠らせる。 となりにはホビットさんがいるので、わたしは眠れない。 右腕にホビットさん。左腕にうらら。 全てを受け止めよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/12/09 02:15:26 PM
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