出会ってしまった。

シンプルで、しかも温かいキッチン。
この本で紹介されているキッチンが、
ものの見事に、わたしの理想。

「何もない」キッチン。
無駄がなく、掃除しやすい。
そして、暮らしの変化に強い。
もちろん、お金もかからない。

いいなぁ。

シンクやコンロの下に何もない。
ステンレスのゲート型。
デザインされた水栓。
レンジフードも邪魔でない。

何より、
道具が美しく見える。

「道具」が中心のキッチン。
ナイフブロックっていいな。
洗ったザルも絵になる。
余計なものは買わないだろう。

うちは標準でついてくるキッチンがある。
オプションにすれば、驚くほどに高価。
オリジナルのキッチンにはできない。

それでも諦めない。

少しでも近づくために。