テーマ:ペットの病気。。。(1101)
カテゴリ:ネコ
昨日、うららが旅立ちました。 急なことで全く気持ちの整理ができていません。 はじめは、涙さえ流れませんでした。 てんかん発作と戦う4年間でした。 それでも、発作のない日には他のネコたちと変わらない… 大好きな座椅子がうららの特等席。 いつもネコ部屋で、丸くなって眠っていました。 ご飯の時間になると、のっそりトコトコ… 今年の春で5歳に。 たった5年でしたが、発作は100回を軽く超えていました。 病院と自宅を何往復もしていた頃もありました。 それでも、2歳を過ぎた頃に、頼れるドクターと出会うことができました。 いつもいつも前向きで、私たちを励まし続けてくださいました。 鍼灸治療なども積極的に取り入れつつ、うららにあった薬を心を込めて調合してくださいました。 うららはいつもはのんびり歩きました。 ただ、ご飯の時だけはやたらに早かった… 「うにゃにゃ~♪」 自分の名前を言っているような鳴き方をしました。 うらら。かわいい、うらら。 何も言わず、急に旅立ってしまうなんて。 何食わぬ顔で、いつものように発作を乗り越えてゆく毎日が… いつものように繰り返され続けると思っていました。 それほどに、うららは強い子でした。 生まれてすぐ、母ネコに育ててもらえず、ミルクも飲めず… 何度となく、死んでしまうのではないかと心配をかける子でした。 それなのに、昨日は全くこのような別れがくるなんて思わせませんでした。 ちょうど、いつもの発作の周期であって、いつもの晴天の日であって… いつものように夕飯の時間に大切なひとが部屋に迎えに行ったのに… 「うららが しんでる…」 2階から早足で降りてくるとすぐに、ホビットさんやコロボックルくんには聞こえないように、そっと私の耳元でささやいた、大切なひと。 何が起こったのか分からないまま、うららのもとへ… そこには、すでに冷たくなっている、うららがいました。 すこしたってから、ホビットさんもうららの元へ… 号泣するホビットさん…うららを抱くホビットさん… うららには2度も深く強く噛まれたことがあるのに、 「うららと遊んだことを思い出して泣いたの…」 そう言いました。一番好きな子だったと。 ホビットさん6歳、うららが5歳。小さな妹。 いつもの発作が事故にならなかったのが奇跡のような毎日だったのです。 奇跡の日々を、この4年間紡いでいたのかもしれません。 動物病院のドクターにも電話を入れました。 言葉もない…といった感じでした。 少し話しました。お礼を言いました。 今朝、うららとのお別れをしました。 キッチンにある、うららの食事プレートがさみしいです。 こんなにさみしいなんて。 でも、ありがとう。ありがとう。うらら。 よく頑張ったね。出会えてよかった。 いっぱい心配したし、大変だったし、もどかしい思いもしました。 いろいろと思うことはあるけれど… 大好きなうらら。かわいい子うらら。 本当にありがとう。ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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