子供の喪失とは(グリーフケアにて)1
台風の影響で曇り空ですねでも蒸し暑いですグリーフケア1級講座で受講者の方からご質問を受けました3才児のお子様が身内を亡くされその子供に大人がどう接してよいか周りの人の言葉に反発があるそうで死をどう伝えたらよいか、と。子供の年齢にもかなりの差がありますが以前読んだ本に少しのヒントがあるようなので書いてみました子供たちの悲しみは何かを失った子供たちだけの問題ではありません。人間、特に子どもは非常に恐ろしい体験からも立ち直ることが出来ます悲しみのプロセス☆悲しみと別離と弔いは別の経験です☆大人は子供に死と魂について はっきり説明できなくても良い☆悲しみのプロセスは人それぞれです☆大人の悲しみも表現しましょう☆大人は悲しませる話題を避ける事なく 子供がその時に感じている悲しみを認めてあげる☆活発に遊んでいるから大丈夫ではなく 全ての反応を受け入れる必要がある☆赤ん坊でも悲しみを表現することが出来る☆親や教育者や宗教家でも全ての答えを 持っている人など一人もいません☆失った人や出来事のつながりを保つ為の 方法を見つけ、痛みを和らぎ良い方向へ☆最後に子どもは自分の心に従って、 悲しみに取り組む方法を見つけますお別れをするというプロセスに加わる為にお葬式参列は必要と考えます悲しみを乗り越える課題子供の死に対する理解は成長するに従って変化する呪術的思考があるので障害になる。それを理解して思い出させ、忘れないようにいようと伝える年齢の理解2才~7才ぐらいは呪術的で自己中心因果関係を考えるしっかり悲しむこと死と同時に怒りに取り組む必要があります悲嘆のケアをしないと悲しみは続き青年期に続いていきます思い出を作ること(前に進むこと)理解すること、悲しむこと、思い出作りをすることそして前に進むことは子供の喪失・変化そして成長の重要な部分を占めます子ども喪失と悲しみを癒すガイドリンダ・ゴールドマンさんは公立学校教員でカウンセラー娘さんの死から悲しみの活動を開始悲しみのセラピスト・悲しみの教育者と言われています