よっちゃんママとアスナロの木
忘れられるということは残された家族にとっては言葉では「しょうがない」とそう わかっていても現実に目で見る時、現実を突き詰めていく時本人しかわからない苦しみがありますね昨年の晩秋、プラントハンター西畠清順氏が企画した輝け、いのちの樹世界一のクリスマスツリーの事を知りましたネットの世界ではいろいろな話題が出ていました。12月17日のMBS放送「情熱大陸」でも取材されていましたその放送を見て思ったことは植物と共生する世界そして植物を通じてその恩恵に心を向けるはぐくむこと。印象的だったのが外国の荒れ地に残った植物に目を向け、そこから産業を見出すことを提案していた姿ですそうでなければ一時的な支援では立ちいかなくなることを見抜いて生きの残った植物の価値を高める方法を提案していましたそこに住む人の生活が成り立つように配慮していました私達はお友達にオーナメントを送りメッセージを書いてもらいましたよっちゃんは自分のアスナロの樹への思いをオーナメントと一緒に書いて送りましたそしてよっちゃんママの大阪に住むもう一人の息子さんが実際に神戸ふ頭に行って写真を撮ってくれました新年早々によっちゃんママから弾むような声で報告がありました年末31日に「そら植物園の西畠清順氏から直筆のカードと2本のアスナロの木の枝」が送られてきましたそのカードには、〇〇様、よっちゃんへとあり感謝の言葉が添えられていましたプロジェクトが終わり多忙なはずなのにその心使いにお互いに感動しました樹を植えることは命を繋ぐことと同じぐらい思いの深いこと大切な人を亡くしたことで祈願樹を植えた人は多いはず私も地元の桜山に桜の植樹を致しました今の大雪にもどうか耐えて春には桜を咲かせてほしいものです