apineのブログ

こんばんは。

今日は仕事始めでした


朝から雨

新聞のおくやみ欄をみてがっくり

私が抗がん剤治療中にお友達になった３０代の彼女

２日に亡くなっていたのです

４年前に出会いました

私は抗がん剤投与の為入院

彼女は当時標準治療である手術・抗がん剤・放射線を終え

髪も伸び始め全摘した乳房の再建手術の為に通院していたのです

その渦中にヘルペスになり緊急入院

その時に私と同室になり、いろいろ話をしました


それから一度も会いませんでしたが

２年前のリレーフォーライフで再会

私のタオルケア帽子のコーナーに来てくれてました
仲間と一緒に帽子を作りました
彼女は洋裁が趣味でとても器用なのです

彼女はその時再発をして帽子を被っていました

それから彼女はタオルケア帽子のボランティアを始め

大学病院などへ講習に行ってました

昨年のリレーフォライフの時には

一晩同じ部屋で仮眠をして過ごしました

とても辛そうにしていたので

翌朝、車まで送って別れました



リレーの後にお礼のメールを頂き、こんな文面がありました

「どうしても自分が先に往く頭で、
　残る身内は変わらない生活を過ごすだろうと思っていましたが、
　意識がかわりました。会えて話が出来良かったです」

彼女がどのような心中でこれを書いたのかと思うと
返す返事がなかなか書けなかったです


その後メールのやり取りがありましたが

辛い治療を受けていると聞いていましたので

こちらからは連絡を取れませんでした

最後のメールは１１月５日。
それから２か月。



今は彼女の冥福を静かに祈るだけです