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テーマ:介護・看護・喪失(5323)
カテゴリ:日々の事
昨日の午前中は地元市役所が主催している
在宅医療・在宅介護市民講座でした 昨年は150名ほど しかし、昨年悲惨な介護による事件があり 一気に市民の関心が高くなり 今回は100名ほど多かったようです 最初に「在宅医療・在宅介護の連携に関する市民アンケート調査結果」 の報告がありました 平成26年度と令和元年度の調査です アンケートの結果は 「在宅医療」の認知度向上はみられていない 「在宅介護」の認知度向上はみられていないのです これだけ報道がされていても関心が少ないのか たまたまアンケートを回答される方がそうだってのか? 自宅での在宅医療や在宅介護を希望するか? 希望する人は約7割 しかし、約5割の人は実現が難しいと感じている 調査結果からみえた課題として 1 市民の在宅医療や在宅介護に関する知識や情報不足 2 介護者の介護負担感や急変時の対応の不安がある 3 家族に対して迷惑になるという思いがある その後「知ろう!敦賀の在宅医療」 講師には地元で一番早く在宅 訪問診療を始められた先生のお話でした 在宅医療とは・・・入院の治療とは基本的に違うこと 訪問診療と往診の違い等 最近話題のACP(アドバンスケアプランニング)人生会議について 具体的に話し合い・どこで暮らしたいか・嫌な事と好きな事 気がかりなこと・大切にしていること・医療の選択(最期の時) かかりつけ医のこと・エンディングノート そして、最も大事なことが相続の事でした 家族の心構えで一番大事なことは 割り切ること・覚悟であるということ 地元敦賀の現状を見ていると、 一人医師診療所がほとんどであること これからの課題として 訪問看護師との連携強化ICTを利用した死亡診断等が教育訓練を積んだ看護師によって可能になる ICTとは「Information and Communicaion Technology」の略であり、「Communication」を挟みこむことにより技術の活用という意味付けになります。ICTはいわゆるコンピューター単体ではなく、そこに「人」が介在することにより医療や様々なサービスに用いることを指します。もともと国はITという言葉を推進していましたが、2001年から総務省がICTという言葉を推進するようになり、2004年にはIT政策大網を「ICT政策大網」に変更するなど、人と人、人と技術が繋がって仕事をしていく時代が到来していることが見てとれます。総合メディカル株式会社HPより 診診連携(互助の関係) 病診連携(バトンを渡すのではなくキャッチボールのような連携) 市立病院の先生による 「総合病院が提供する在宅医療」でのお話は 地元公立病院が平成30年から始めた訪問ステーションと 訪問看護ステーション「つなぐ」の現状と症例を説明頂きました 現状半分は癌患者さんで医療の依存率は高い 福井県ではいろいろな疾患・介護の患者さんが多いのですが 地元では介護よりも医療の患者さんが多い 国は高齢化社会に対応するべく 在宅医療を進めていますが グルーフケアの観点からは 患者さんや家族のケアも大事だと考えています にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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