apineのブログ

ここ数日で秋から初冬に変身していますね

寒く暖房を使い始まましたよ
１８日午前中は車で北へ４０分ほどにある越前市へ伺いました
生涯学習センター（越前市役所）２階和室です
和室でも高い机と座布団と椅子が用意されており
膝の痛い方でも安心して受講できますね

今回は2回目ですから前回の復習をさら～と。
それからグリーフワーク（喪の作業）についてのお話
グリーフケアと悲嘆の終結
質疑応答

質問で頂いたのは、
今まで社会貢献の活動をしていましたが
グリーフケアの支援活動はどのようなことがあるのか？

　この質問に関しては、まずグリーフケアの基本を知って頂く
　そのうえで社会が支える仕組みを作っていく
　これは今現状、行政の力ではできていません
　被害者支援法や自死遺族の支援等ハード面の整備がされています
　がん患者支援についても最近遺族ケアに踏み込んでいます
　がしかし、
　ただこの枠組みにはまらない遺族がケアを受ける場所がないのです
一部の地域ではNPO法人等が活動を始めています
まだ福井県ではその様なネットワークは出来ていません
本当に安心して分かち合える場所の提供が出来れば・・・

他のご質問では
知人が高齢の親御さんを亡くして
数年が経ちますが、自分を責めて辛らそうです
周囲は十分に看病・介護されたのは知っています
どの様に接したらよいでしょうか？
　きっと自責の思いが強いのには
　もしかして知人の方しかわからない何か　
　棘の様な事があるのではないか。
　これは推測なので憶測は出来ませんので
　時間をかけて話を聞いてあげてほしい
　その心にひっかかる何かの解釈が変わると
　自分を責めることが少なくなるのだと思います
　又自分を責めることが悲しみの表現かもしれませんね

同じことを何度も話されますが
どの様に対応していけばよいでしょうか？
　何年たっても同じことを話される方はおられます
　私は毎回伺っている方には
　前回より今の状況との変化に気づいてもらえるように伺う
　悲嘆のさなかにあると自分だけが取り残されたような感覚になる人もおられます
　生きているだけで十分な時期だという事を知って貰います
　焦らなくてもその人なりの道が見えてくる時期があるはず
　また見えてこなくても生きられます。きっと。
　大事なことは「またか・・・」と思わず
　本人さんの納得を引き出せたら良いですね


皆さん真剣に向き合っておられました


大切な時間を頂き有難うございました










　



　
　



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