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テーマ:DVD映画鑑賞(14177)
カテゴリ:映画・ドラマの感想
犯罪の街「シン・シティ」を舞台に、これでもか、これでもかとハードなアクションが詰め込まれた一作。ロバート・ロドリゲスと、原作コミックの作者であるフランク・ミラーが共同で監督した。幼女連続殺人事件を追いつつも、犯人が権力者の息子だったことから、逆に逮捕されるハーティガン刑事。一夜を共にした娼婦が殺され、復讐に燃える前科者マーヴ、悪徳警官を追いつめるドワイト。3人の男たちが愛と信念をかける、3つのエピソードが展開していく。 原作がアメコミでこの作品に惚れ込んだロドリゲス監督が原作者で映像化をしぶるフランク・ミラーのところに通って通って一日だけ使って原作のページを撮影させてくれと頼み込み、やっと重い腰をあげさせ原作の3ページ分を映像化して、そのできの素晴らしさに映像化の承諾だけじゃなく共同監督にまでひっぱりだしたそうです。(by メイキング) タイトルからsin city 「罪/犯罪の町」にふさわしく暴力、殺人のオンパレード ただ内容はグロイですが映像は素晴らしい 本当にシャープなモノクロームの映像の中で各エピソードに1色ポイントカラーをきめてその色がシーンシーンを惹き立てます。原作のコミックの世界を映画の世界で表現してるんですね。もちろん映像表現だけにとらわれるのではなく映画として起承転結、メリハリもきいています。とはいいつつ最後までじっくりみてやっと冒頭と結末だけに登場するジョッシュ・ハートネットの存在が理解できたり(登場時の台詞が同じなのがおしゃれ)、 最初のブルース・ウィリスのエピソードが短く(最後のエピソードで再びでてきますが) 頭の中???状態で特殊メイクのミッキー・ローク(castみるまで誰だかわかりませんでした)のエピソードに入ってしまいかなりこんがらがったのですが、ミッキー扮するクライブの話の終わり方がわかりやすかったので、やっとこさ「これって一種のオムニバス!」と気がつき落ちついてみれました。3つのエピソードに共通するのはsin cityを舞台とすることと 男の女への"愛" 血の海に(映像は白)そまろうが 護りたいものは護り抜く! 俳優陣も豪華で(クライブ・オーエン特にかっこよかった) sin cityの舞台に映えるキャステイング! ホビットで可愛かったイライジャ・ウッドの不気味さに震えましたが、一押しはジェシカ・アルバのストリップ嬢(衣装はそんなきわどくないです)! ダンスシーンは圧巻でした。セクシーだけど清楚な雰囲気があってその清楚さが挑発的な印象の中で自我をしっかりもっていることを伝えていて、この娘ならブルースもそりゃあ命がけで護りぬくわ!と納得。彼女のTVシリーズDark Angel(タイトル多分あってるはず)観なきゃいけないかな?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.09 20:10:34
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