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テーマ:DVD映画鑑賞(14176)
カテゴリ:映画・ドラマの感想
緑の荘園」と呼ばれる精神病院の新院長に赴任したエドワーズ博士。美貌の女医ピーターソンは精神医学界に於いて高名な彼に心を奪われてゆくが、ある日、彼女はエドワーズが白と黒の縞模様に対して異常な恐怖を抱いていることに気づく。ピーターソンは彼が名前も知らない記憶喪失の患者ジョンである事を突き止めるが、彼は自分が本物のエドワーズ博士を殺害したと思い込んでしまう。彼女はジョンの失われた記憶を辿ることによって、事件の裏に隠された意外な事実を暴いてゆく。 先週、WoWowでアメリカの刑事ドラマや映画と実際の警察活動/機構の相違点を描いたドキュメントをやっていて外出する予定をずらしてみいってしまいました。 そのドキュメントの中でいろんな映画やドラマのシーンがでてきて「あ~もう一回観たいな~」やら「これ観てない」と思いつつ その足でゲオによって借りてきたのがヒッチコック作品のこれ。先のドキュメントには別の作品が紹介されていたけれどあいにくなくてヒッチコック監督ならはずれはないだろうと内容も全然知らずに借りましたが さっすがサスペンスの巨匠(でもはたして映画好き以外の20代10代はヒッチコックの名をしっているのでしょうか)主演はイングリット・バーグマンとグレゴリー・ペック(カサブランカ×ローマの休日) 古典的な美男美女のカップル。バーグマンが精神科医で初登場はカルテを片手にタバコを銜え眼鏡をかけて髪もなでつけていない堅物女性といった姿。(でも眼鏡とるとすんごい美人ーお約束) 対するペックは長身で古風な言い方がふさわしい水もしたたる ようないい男で新任の院長として赴任してきます。 彼女が食堂で同僚の医師達と食事しているところに登場しバーグマンは一目惚れ。でっウキウキと話し込むのですがテーブルクロスにフォークで線をなぞると突然この新院長気分を悪くします。実はこの男、赴任するはずの医師とは別人で記憶喪失症ということが早々にわかりその医師が行方不明のため、ペックに疑惑の目がむけられますが、身の危険を感じたペックはいち早く姿を隠し、バーグマンは「彼が犯人のはずはない。彼は記憶喪失なだけで犯罪なんて起こすはずがないわ!私の助けが必要よ」と後を追っかけ合流します。そして心理療法を重ねるなか事の真相に近づいていきます。 いくら誰も面識がないったって新院長としてきた人間が実は記憶喪失の別人だったって設定はすごすぎないか?ホテル雇用の探偵がいていっくら美人が愁顔でいるからといって部屋番号調べてあげるなんてありか?といったつっこみなんか受け付ける余裕も無く実にオーソドックスでドラマティックな音楽と演出でムードを盛り上げ、もしかして惨劇の予感とドキドキさせて絶妙なタイミングでかわし、安心した所で驚かす!分かっているけど最後まで目が離せませんでした。(1回目"ながら”視聴していて、結局2回目にじっくりと視聴)クラッシックって音楽にしろ映画にしろ継承されるものでそのオリジナルをみてるんだな~としみじみ思いました。またレベッカが観たくなってしまった。 あ~ヒッチコックがどこにでてるか結局最後まで(続けて2回観たのに)わからなかった~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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