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テーマ:DVD映画鑑賞(14172)
カテゴリ:映画・ドラマの感想
暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は“00(ダブルオー)”の地位に昇格し、最初の任務で世界中のテロリストの資金源となっている“死の商人”ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)の存在を突き止める。彼と勝負するためにモンテネグロに向かおうとするが・・・。 どんな達人でも新人時代はあるからね~!経験を積むのみ そうあのジェームズ・ボンドでさえも という内容です。 そこが売りなんですがダニエル・クレイグの新ボンド 最初はあまりかっこよくありません。 女性の扱いもいまひとつ垢抜けず、任務の遂行は泥臭くボロボロになりながらなんとか完了させるけど巻き込んだ被害も尋常じゃなく後始末に追われるMはカンカン(女性問題じゃないのがポイント)当人は自尊心で武装してどこ吹く風といった風上ですが、どうにも板についていない。 上腕あたりの筋肉とかがっちりしているけどお腹はメタボ10歩ぐらい手前 小柄でもあります。美形という言葉には遠いイメージです。 ただ、大昔に読んだ藤本義一氏のエッセイ「男の顔は履歴書」(たぶんこのタイトル)よろしく血みどろの死闘(まさしく殺し合い)やカーチェイス(要するに任務)を経ていくと 顔つきがかわっていきカジノシーンのタキシード姿あたりになると00(ダブルオー)のライセンスが板についてきたな~と感じます。 かなり血なまぐさい展開が続きますがスパイって響きはフィクションの中じゃかっこいいかもしれないが所詮は汚れ仕事なんだといったことがストレートに伝わってくる製作者側のおもいきりの良さには脱帽しました。 話はあらすじすらろくに知らず見始めたせいか全然わからなくて 評判ほどには面白いとは思えなかったというのが本音です。 ひねりがありすぎて曰くありげな台詞も空回り気味。 最後にでてきた男性が誰なのかもよくわからないという始末。 多分冒頭に登場したよな~とDVD見直して役どころを再確認 もう一度見直したほうが面白みが増すのかもしれません。 余談ですがマダガスカルで爆弾テロの男を追っかけるシーン ボンドより逃げる男の方の動きがものすんごいな~と思っていたらバルクール(フリーランニング)というスポーツをとりいれたそうで このスポーツの創始者の一人が演じているそうです。 ボンドガールのヴェスパー(エヴァ・グリーン)はお色気よりは清純さで勝負とばかりにとってもきれいでセクシーさが売りじゃないのがポイントでした。 目の前で人の殺されるのを見て動揺しシャワールームでがたがた震えているところにボンドが寄り添って肩を抱いてあげるところは実にほほえましいです。(夫いわく、ここでがっつくかどうかで男の価値が上下するとのことー私も同感) ここではボンドの株はあがりました。 まあ 予告編のフレーズにふさわしく裏切り者の存在が現れ二転三転とさせるつもりなのでしょうが予測の範囲なのと結局ジャンカルロ・ジャンニ-二はどっちだったのといった疑問が残ったのが不満でした。 ぶっちゃけ、ボンドのハートを射止めたヴェスパーが”清純な姿を印象づけておいて 一方で”ワールドイズノットイナフ”のボンドガールのソフィ・マルソーぐらいの悪女ぷりも 披露して裏切ってくれたほうが ラスト近くのMの台詞も重みがあったろうなと思いました。 結局頭の中?だらけなので公式サイトやWikiめぐりをすることになりましたが公式サイト スパイ活動よろしくギミック満載で楽しいです。 また人気シリーズなのでWikiもうんちく満載 こっちのほうが楽しかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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