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テーマ:DVD映画鑑賞(14166)
カテゴリ:映画・ドラマの感想
<ストーリー> 何をやってもうまくいかないバツイチの失業男ラリー。別れた妻の再婚にとまどう彼にとって、離れて暮らす最愛の息子との接点を失うのは堪え難いことだった。息子を失望させないためにも職探しに奔走する彼は、自然史博物館で夜警の仕事に就く。恐竜の骨や動物のはく製、太古の彫刻、ジオラマや人形が並ぶ、そこは夜のとばりが降りると、もう一つの顔を覗かせる。そう、これらが生命を宿らせ、館内狭しと動き出すのだ! とどまるところを知らない混乱に、ラリーは唖然・呆然とするばかり。その上、この博物館ではある怪しい計画が密かに進行していた。ラリーはこの混乱を収め、博物館を守ることができるのか!? ひさびさDVDを借りてきて楽しめた作品でした。今年の元旦に予告編にだまされて、 うっかり”ウルトラヴァイオレット”を観て 地べたを這うぐらいの脱力感にとらわれて 自分のDVD選択に一抹の不安をかかえた今年の幕開けを象徴するかのように、その場で手に取って借りてくるDVDほとんどペケで感想も書く気になれないほどの虚脱感でしばらく映画みてませんでした。読書と同じで自分なりのアンテナめぐらせていないと気力もなくなり 2時間程度じっくり観るということに辛抱ならなくなってたようです。 そんな かたぐるしく考える必要のない子供向け映画ですが、アドベンチャーあり多少の サスペンスあり、ほのかなロマンスや仕事への姿勢等ほどよくブレンドされた あっさりとした楽しさにコーティングされたスイーツな映画でした。(お菓子じゃない) 博物館に展示されている展示物が夜の帳が降りると動き出す。 館内めちゃくちゃになり掃除大変だろうな~開館時間に間に合うのかといった余計な心配もしていましたが、ラリーがルーズベルト大統領の蝋人形(byロビン・ウイリアムス)に 諭され歴史を勉強して付け焼き刃ながらもこの摩訶不思議な事態に対応していくくだりは、 自分もじっくりと気になる歴史事項勉強したいな~とか、じっくり大きな博物館見て 廻りたいなどとわくわくした高揚感を味わいました。 最初、ロビン・ウィリアムスの役どころはきっとことをややこしくしてラリーを悩ます存在だろうと勝手に思い込んでましたが逆でした。 人に路を示唆しながら自分の弱さもかいま見せ葛藤するキャラクター やっぱりうまい人だなとしみじみ しかしバツイチで失業中、子供に会えなくなる危険大の中、奮闘という設定多いですね。 ベン・スティラーの眉間のよったどこに目線がいっているのかわからい顔を眺めていると 私がこの設定で一番なさけなくて笑えて、そして本当にあふれんばかりの息子への愛情を 感じたのは"フル・モンティ”のロバート・カーライルだったなと思い出しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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