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テーマ:アニメあれこれ(27002)
カテゴリ:コミック/アニメの話
BSにての石ノ森章太郎特集 やっとこさみました。
録画したのは初日の仮面ライダーと 金曜日のサイボーグ009の特集 仮面ライダーの企画は最初からTV企画で 今で言うならキャラクターデザインを持ちかけられたとか、 藤岡弘さんがライダーそのものを演じていたのは知ってましたが 私は勝手にご本人が希望したものだと思い込んでいて 実際はスタッフからそういうもんだといった感じでスーツを 着せられたというのが結構おもしろかったです。 当時はスーツアクターという存在がいなかったのでしょうか? 石ノ森作品って TVで作品は知っていても原作を手にしたことはほとんどなくコミックも当然一冊もなし、 一度雑誌を手に取って読んだキカイダーの一話で思った 石ノ森作品のイメージは 「暗い」そして「悲哀」といった強い印象。 ”暗い”というのは 異質なものに対しての恐怖感や、差別感が 人間のなかにはあるだろうと 正面きってぶつけられることから ”悲哀”というのは その被差別を受ける側になるというのは どれほど辛いことか、同時に それゆえに人との触れ合いが 断絶されるってどれほど悲しいことかと ここまでストレートに思ったかはさだかではありませんが 感覚的に自分の痛い所ストレートに突かれるようで あまり近づかないでおこうと思ったような気がします。 今にしておもうとたかだか一話でこういった印象を 与える力量というのは凄い作家だったのだなと しみじみ思いました。 特に番組で紹介された原作「コスモチャイルド編」での 非戦闘では生きながらえず、しかし戦闘力を持つということは どうなのかという問いかけや 「天使編」での創造主に 向かっての 自分たちの戦う理由の問いかけなど 物事を深くつきつめて考えていく大切さを なげかけ むきあっていくような呼びかけに感じました。 特番の中でもコメンテーターが 文字通りの 「時代のさきどり」をいっていて 本当に作品の発想が とにかく早かったんだと 感嘆していました。 根性なしの私ってば 「海が枯渇したのなら空にひろがる宇宙の海に飛び立て!」 っていう 松本零士さんの キャプテン・ハーロック に 逃げてました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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