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Lake Moraine ~Book Cafe~

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2008.07.13
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カテゴリ:美術にまつわる話
没後40年
レオナール・フジタ展

昨日は普段顔をあわせない
同僚達との月一のランチ食事に日
情報交換やら(ちょっぴり)、
息抜き(大半)の
  月一回のお楽しみプレゼント

午前中に近代美術館で初日を迎えた待望の
レオナール・フジタ展に
     行ってきました。





レオナール・フジタ=藤田 嗣治(ふじた つぐはる、Leonard FoujitaまたはFujita, 男性, 1886年11月27日ー1968年1月29日)は東京都出身の画家・彫刻家。
現在においても、フランスにおいて最も有名な日本人画家であり、明治以降の日本人芸術家で藤田嗣治ほどの成功を海外で収めたものは他にいない。猫と女を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びた。エコール・ド・パリ(パリ派)の代表的な画家である。
 ~Wikiより~

初日なのと前売り券なかったのでチケット手に入れるのに
並ぶ覚悟で行きましたが、幸い予想したほどの人ごみではなく
作品もちょっと順路かえればお気に入りの作品をじっくり
鑑賞できるというびっくり経験!
初日ってあんがい穴なんでしょうか?!

藤田絵画は戦後日本画壇との確執や遺族であった
故君代夫人の意向もあり 展覧会はおろか図録すら
発行できなかった大作の数々を地元で目にできる
幸運に胸の高鳴りを覚えずにはいられませんでした。

子供の頃から
藤田嗣治の名はなぜかしらしっていましたが
一時期 百貨店の画廊に(右も左もわからぬまま)いた時に
目にすることのできた 猫を抱いた少女の
絵に、特にその猫の姿に総毛立つような
心底背中がしびれるような感動を覚えて以来のファンでした。

いかんせん 語彙がとぼしすぎて フジタの作品を
語る言葉をもちあわせていない私ですが、

おかっぱ頭に眼鏡姿の「猫のいる自画像」や
漆黒のなかに浮かび上がる
十数匹におよぶ猫が
      乱舞する「猫」など
美術雑誌でうっとり眺めていた絵が
目の前にある感激は 至福の時でした。

どの作家にも作風の変化があるのは当然ですが

私はフランスでどんちゃん騒ぎに酔いしれる
ような日々の中 「乳白色の肌」と称される
マチエールを産み出した頃の作品が好きです。
世にでていこうとする ギラギラした様子がうかがえ、
フジタの手による女性達は
はなかなさと無縁のような
 凛とした美しさに彩られていて
 
晩年の宗教画に描かれた一般受けする
可愛らしく美しい聖母よりも、、、

油絵に日本画の手法を取り入れたと言われる
線のゆるぎない美しさ
墨絵のように濃淡で表現された筋肉の躍動感

ため息の数々でした


開催中もう一回絶対行きます!






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最終更新日  2008.07.13 21:37:03
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