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テーマ:最近観た映画。(39930)
カテゴリ:映画・ドラマの感想
本日はたらたらと私にしては珍しく wowwow放映の録画してた映画を見てました。 よしもとばなな原作 ”アルゼンチンババア” 2007年作品ですが去年の公開前に、 やはりwowwowで宣伝番組があり 舞台となるアルゼンチンビルや 独特の映像が 印象的だったのを覚えていたので、、 ~あらすじ~ よしもとばななの同名小説を役所広司、鈴木京香、堀北真希主演で映画化したファンタジックな家族ドラマ。母の死に直面した父娘が、変わり者の女性との奇妙な交流を通して悲しみを乗り越えていく姿を優しく見つめる。監督は「鉄塔武蔵野線」「さゞなみ」の長尾直樹。 仲の良かった3人家族。イルカの島で過ごした楽しい想い出を残し、大好きだった母が死んだ。母を愛し、仕事一筋だった墓石彫りの父はなぜかその日に限って病院に顔を出さず、突然、姿を消してしまった! 半年後、父は町外れに住む変わり者の女の人の屋敷で発見された。そこは広い草原にぽつんと佇む小さな田舎町のなかの異国。昔はタンゴやスペイン語を教えていたらしいが、今はちょっと頭がおかしくなって怪しい呪文を唱えているとみんなが噂する謎の“アルゼンチンババア”。 母親の供養もほったらかして、どうして父がそんな人のもとに!? 一人娘のみつこは勇気を奮い起こし、父親奪還に向かうのだが・・・。気のいい町の人々を巻き込んで、父親をまともな(?)世界に取り返そうと奮闘するみつこが目にした屋敷の内部の光景は、温かな陽だまりのように気持ちよく、不思議にしあわせな空気が満ちていた。 タイトルになっているアルゼンチンババアとは 街のはずれの野原にぽつねんと建っているビルに住む 変人と名高い女性 演ずるは鈴木京香さん 白髪まじりのボリュームのあるソバージュに老けメイク それでも 十二分に美しく 老女にはほど遠かったです。 ロマンスが芽生えるので それでいいのかな、、 最愛の妻の死を受け入れられず、文字通り逃げ出して しまう父親に役所公司氏 娘も愛妻の葬儀もほっぽってしまう無責任さとか どうしようもなさは、、、皆無 母を失い 葬儀もほっぽって変人扱いされている 女性の家に逃げ込んでしまった父を持っても けなげに頑張っているみつこに堀北真希さん 脇役陣もしっかりしていて、名作とまでは いきませんが さら~と見るのには十分な作品かと よしもと作品は一作「キッチン」しか読んでいないのですが 今作も 家族の死と 残された者の心の再生を 主題としているのだと 感じましたが 正直 映画からは あまりかんじとれなかったような というより、もう これは原作読まなきゃ だめだな~と 映画の途中で 勝手に思ってしまって 集中力を欠いてしまった私のせいかもしれません。 無責任に見える父の行動も 家族を失う心の痛み、抱え込むものは 突き放した言い方ですが 各人様々 葬儀の準備に哀しさをまぎらすのも 何もかもから逃げ出すのも 人様々であり 変わらぬことはただ一つ もう会えないこと その真実を ゆっくり消化できるのは 原作小説しかないんじゃないかと 勝手に興味が移っていました。 なにもない野原の中に建っている アルゼンチンビルのたたずまい、 緑というか少し黄色かがった映像には 心地よさを感じました。 一方 みつこがパンをこねるシーンと シンクロさせるアルゼンチンタンゴの調べとか どうにも 音楽と場面がちぐはぐな感じが 原作読みます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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