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テーマ:最近観た映画。(39948)
カテゴリ:映画・ドラマの感想
録画してあった 魍魎の匣を観ました。
原作の方は未読 志水アキ画の漫画版で 途中まで知っているという中途半端な状態での鑑賞 ~あらすじ~ 昭和27年、東京。美少女連続殺人事件が世間を騒がせていた。 引退した元女優・陽子の娘も姿を消し、探偵・榎木津は その行方を追っていた。一方、作家・関口と記者の敦子は、 不幸をハコに封じ込める教団の謎に迫る。 さらに、巨大なハコ型建物の謎を追う刑事・木場も登場。 そして事件に関わる彼らが皆、古書店「京極堂」店主・中禅寺の 元へ集まってくる。3つの事件に関わるハコに隠された恐るべき謎を、果たして京極堂は解き明かせるのか!? 前半は話が細切れにすすみ かつ時間軸が 過去へいったり戻ったりと 前後するのですが いったい時間軸をばらばらにする意味があるのか どうか 首をひねってました。 登場人物達の相関関係もわかりづらく 原作多少かじっていたからこそなんとか ついていけたかと、、 各人物の台詞も前半は どうした訳か随分と音量が低く 聞きづらいことこのうえなかったです。 ただ背景や美術は昭和初期の雰囲気を かもしだしていました。 と前半のぐだぐだ感に嫌気がさして 画面みないで他のことをしながら 台詞に耳傾けているだけという失礼なことしてたんですが 堤慎一演じる京極堂の憑物落しのくだりに 惹かれて 再度 きちんと視聴 少女二人の繋がりが随分と安っぽくなっていたとか 阿部寛(義父ーちちうえ~かっこいい)演じる榎木津の 特殊な能力が便利がよすぎるとか 木場さん あなたは好きな子をついつい いじめてしまうどこぞの小学生の男の子ですかとか 突っ込む所は多々あるのですが 原作と別物と考えてみていくと なかなか楽しめました。 これはどこのゴジラ映画だってほどの クライマックスの 派手派手しさは ちょっと痛かったですが 原作の京極堂とはイメージが違うのかもしれませんが 堤さん演ずる中禅寺が御匣様の 興趣の所にに乗り込んで朗々と語る姿にはワクワクしました。 柄本明演じる美馬坂教授の近来まれにみる マッドサイエンスト振りにも驚愕 楽しかったです。 そして 映画を観た後に 前述の漫画版1,2巻を 読み返してみると 面白みが倍増して3巻の発行が待ちきれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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