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カテゴリ:美術にまつわる話
佐伯祐三展の後は
この美術館の2階にある レストラン・ぼーざーる”にて 何度も美術展に行っているのに ここでの食事は初めてで 札幌グランドホテル直営というのも今回知りました。 企画展に合わせて 特別メニューなども あったりするというのも 初耳 私が食べたのは 道産玉ねぎ一杯のポトフ風スープでしたが 温めたパン2個ついて 美味しかったです。 写真撮ったはずが 保存を忘れたようで データがな~い~ 食後は お隣にある 三岸好太郎美術館に 久々 足を伸ばそうかと思っていたのですが 同じ館内の 常設展の企画が これまた 私の好きな木版画作家の北岡文雄展と知り こちらを見ることにしました。(展示は2階) 北村文雄 北岡氏は1941年(昭和16年)、東京美術学校(現・東京芸大)油画科を卒業し、平塚運一に木版画を学ぶ。55年にフランスに 単身留学し木口木版画を学んだ後日本版画界に木口木版画を広め、その後東京を拠点に活動。日本と中国の木版の技法を融合 する作風で知られる一方、国内で多色刷り板目木版によって日本版画協会、春陽会、日本美術家連盟理事長を務めるなど、日本の美術界における木版画の地位確立に貢献。2007年没 奥方が札幌出身ということもあり北海道とゆかりが 深く 回顧展も行われ ご本人の遺言で多くの版画作品が 札幌近代美術館に寄贈されたそうです。 木版画の様々な表現を模索され 時に銅版画とみまがうような作品があるかと思えば 木 という素材を生かした暖かみあふれ 簡略化された自然の美を描いた作品等 1975年作 うづくまる女 1986年作 草萌ゆる湿原 一階では 北海道の四季の移り変わりを30メートル近い絵巻に描かれた 岩橋英遠の ”道産子追憶之巻” と 神田日勝の ”室内風景” を久々見れたのも嬉しかったです。 東京や京都 他 他都市に比べると 収蔵品も微々たるものでしょうが 思い立った時に(当然いつもとはいえませんが) 好きな作品を見に行ける というのは なんともめぐまれたことだと しみじみ思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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