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テーマ:DVD映画鑑賞(14148)
カテゴリ:映画・ドラマの感想
梨木香歩作「西の魔女が死んだ」の同名映画を やっと観ました。 私のお気に入りの作品で 原作はこちら (ご本は 新学期で”お友達作りにくい病”に取り付かれたという 教え子に貸したっきり 戻ってきませんでした 新しい空気になじんだと同時に 本の存在も忘れたのでしょう) 映画化の話を聞いた時 作品の評価の是非は 英国より来日し、日本で伴侶を得て 人生を育み その伴侶亡き後も 日本の田舎で一人 日々の生活を営んでいる ”西の魔女”こと 主人公まい の祖母の存在次第だろうと おもっていました。 その祖母を演じたのが サチ(サチコ)・パーカー 大女優シャーリー・マクレーンを母に持つ米国女性 ”サチコ”が日本を愛していた母が日本語にちなんで つけた(Wikiによると小森のおばちゃまが名付け親とか) 名前だとは知っていましたが、 日本に長く滞在されていたとか 女優になっていたとか まるっきり知りませんでしたが 異国で一人暮らす心のすさみもなく 日々の生活を大切に紡いでいく まいの ”おばあちゃん” そのもので 彼女という存在が この映画作品の 要だなと感じました。 印象に残ったのは シーンによっては BGMを一切使わず 生活を紡ぐ”音”のみの演出 階段をおりる音 野菜をきざむ音 噛む音 お茶をそそぐ音 ただの音でありながら 生きていくためにかかせない ”音”たちが おばあちゃんが まいに 教えた 魔女になるための修行の数々と つながっていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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