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カテゴリ:本の感想 作家別-さ行
緑子シリーズや
無認可保育園の園長 兼 探偵のハナちゃんシリーズとは ちょっと毛色の違う (だって猫ですもん♪) 柴田よしきの ライトなミステリー 殺人事件はおきるけれど 緑子シリーズのような血なまぐささや 人の心の深淵をのぞくような しんどいものは すっぱり切り離して というか 飼い主もしくは同居人の不幸や死以外は しったこっちゃない♪ と豪語する 猫の正太郎氏の視点からの物語 オレの同居人、作家の桜川ひとみは、山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。そして、無理矢理連れてこられたオレ(しかも一服盛られて!)。山荘で待っていたのは幼なじみのサスケと美猫トマシーナとの出会い、しかしそれだけではなかった。オレは次第に怪しげな雰囲気に飲み込まれていく。新郎・白石へ脅迫状が舞い込み、土砂崩れで山荘は孤立、そしてとうとう最初の犠牲者が…。毒死、転落死、相次ぐ死は事故か殺人か?猫探偵正太郎が活躍するシリーズ第一弾。本格ミステリー。 気楽に読めると 同時に 話には ぐいぐいと引込まれていきました。 動物を主人公としたミステリーと言うと 呼んだ記憶があるのは 宮部みゆき作の シェパード犬 マサの話と 赤川次郎の 三毛猫ホームズですが 記憶違いでなければ この二編のシリーズでは 主人公達のモノローグばかりだったはずですが 今作では 正太郎(猫)、一緒に育ったサスケ(大型犬)そして 山荘でであったトマシーナ(ピッチピッチの美猫) 猫様、犬様 しゃべるしゃべる! その会話がほのぼのしていたり せつなかったりと味わいがありました。 しか~し ねこにゃんとわんこにゃんが パソ立ち上げて 飼い主の観察日誌を テキストにされてしまっては~ ぶるぶるぶる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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