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テーマ:フィギュアスケート(3621)
カテゴリ:フィギュアスケート
バンクーバー五輪後も
メダルの色をめぐる論争や 今シーズン後の早急な採点方式の変更の噂 (もう決定だったかな?) など にぎやかな話題に事欠かない フィギュアスケート界 なぜ こうも論議を呼ぶのか (フィギュア好きな人の間だけかな、、) タイトルの帯にあるのは 「どこまでが芸術で、 どこまでがスポーツなのか?」 フィギュアスケートは タイムを競う競技では ないので 客観性だけでなく 当然主観もからんでくるものであると同時に 政治的、経済的、マスコミ的 その他 選手の与り知らぬ所での パワーバランスの 影響も無視できない。 本書は リレハンメル五輪の銀メダリスト ナンシー・ケリガン選手の殴打事件や ソルトレークオリンピック フィギュア ペアでの ロシアとカナダペアへの 金メダル授与の背景、経緯などを 大変わかりやすく説明してあり 同時に 不正疑惑の起こった後の新採点方式に ついてもふれています。 とはいっても スキャンダラスなことを はではでしくあおり立てて いるのではなく 決して 「公正」といえない世界で 選手達が いかに 自分の力を認めさせようか まさしく血のにじむような努力、演技、 舞台裏をレポートし より「公正な」ジャッジを 切に願っている スポーツジャーナリストとしての 姿が伺えます。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) どこまでが芸術で、どこまでがスポーツなのか?美しき氷上の舞―その裏側にある闘いの深淵を描く。本邦初のフィギュアスケート・ノンフィクション。 【目次】(「BOOK」データベースより) プロローグ 五輪金メダルという魔物/第1章 フィギュアスケートが揺らいだとき(ケリガン襲撃事件と賞金制度/判定スキャンダルと新採点方式)/第2章 美の競演の内側(氷の上での闘い/世界一のジャンパー/強さと、美しさと)/第3章 スケーターを支える人々(コーチたちの闘い/コリオグラファーの世界/ジャッジと採点)/エピローグ 新採点方式とフィギュアの未来 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 田村明子(タムラアキコ) 盛岡市生まれ。1977年留学のため単身渡米し、現在まで米国在住。1993年からフリーランスライターとしてフィギュアスケートの取材をはじめ、長野五輪では運営委員として海外メディアを担当。ソルトレイクシティ五輪、トリノ五輪の取材をする お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.22 20:14:38
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