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カテゴリ:フィギュアスケート
氷上の光と影、氷上の美しき戦士たちに続く
田村明子氏のノンフィクション 第三弾 なぜ 日本のフィギュアスケート選手の層が厚いのか 伊藤みどり選手と山田コーチの出会いから始まり バンクーバーオリンピック直前の緊迫した様子から 物議を呼んだ男子の四回転論争、 平和的競技であるはずのオリンピックの場での いまだ続く冷戦時代のわだかまりが及ぼす影響 などなど 盛りだくさんな内容で楽しめました。 ただ、多くのレビューで触れられていたように 男子フィギュアに関しては かなり仔細にわたり かつ 鋭い舌鋒で そこまで書いていいの?と いうほどの取材なのに こと 女子に関しては 少ないというより まるで腫れ物にさわるがごとく 新採点基準にしても 前半の章で語っているのと矛盾していません? といった部分も、、、 まあ 銀河点とも評される あの女子最高得点が 白なのか黒なのか それとも灰色のままであるのか 客観的に見れる日が来るのは これからのシーズン、競技の歴史といった”時”が 必要なのかもしれません。 そして 表題の”パーフェクトプログラム” 各選手にとっての パーフェクトプログラムとは ある者にとっては 新採点方法を吟味し加点を優先に 自分のもてる技術、表現力を研磨して挑んだもの ある者にとっては 自分の持ちうる技量と可能性を さらに伸ばしていき、シーズンを経て完成を目指すもの 選手の あり方を 表す言葉なのかも
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 浅田真央、高橋大輔、安藤美姫、織田信成…史上最強の彼らが戦った語り継がれるバンクーバー決戦!大輔が見せた本物のアスリート魂とは?真央vsヨナ、何が勝負を分けたのか?4回転論争と疑惑のメール騒動、ほか秘話満載、渾身のドキュメント。 【目次】(「BOOK」データベースより) プロローグ 万華鏡のフィギュアスケート/第1章 スケート強国にっぽん/第2章 採点をめぐる水面下の攻防/第3章 その道はバンクーバーへ/第4章 決戦前、欧州にて/第5章 バンクーバー五輪決戦/エピローグ 戦いを終えて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.18 15:38:04
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