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Lake Moraine ~Book Cafe~

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2010.10.24
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第9地区!

 予告編でエビっぽい宇宙人が 大暴れというより
 ゴミの山あさってたり、いかにもスラムという
 あばら屋に住んでいて、そこに生身の人間が
 書類もって強制退去をせまるっていう
 シュールな映像が強烈で
 その雑多な感じが笑いが売りの作品だと
 思い込んでいたのですが

 すごい! 衝撃作です。

 シリアスな作品であり
 差別意識がどこから生まれるのか
 差別する意識と差別を受ける意識と
 それを真に理解しているのか
 人としてどうあるべきかなど
 普段直視していないことを
 目の前に直接つきつけられていきます。 
 そして娯楽性という点でも極上のエンターティメント!

映像はユーモラスな部分と グロく
 残酷で暴力的な描写にもあふれていますが
なんというか その暴力的描写のひとつひとつに
様々な思惑、思想、反応、恐怖、欲望、
 とにかく ただのドンパチではない!
でもエンターティメント(しつこい)

 倫理的、感情的なつじつまを合わせない
 ある意味 突き放して終わる
 かといって希望がないわけでもない
 ラストは圧巻でした。

 今のハリウッド映画では作れない
 産み出すことのできない作品!

(製作はアメリカ、ニュージーランド、

   そして映画の舞台となる南アフリカ)

監督のニール・ブロムカンプと
 主演のシャールト・コプリーは
ともに南アフリカ出身!

 なんと高校時代の友人で卒業後 一緒に
映画製作会社を創立 
 そして このコプリー 俳優としてのキャリアより
 映画ブロデューサーのキャリアの方が長い
というかメイキング信じるなら 
   今作が俳優としてのキャリアの第一歩?!

王様のブランチに出演した彼自身の話によると
特殊効果にお金がかかるから 

出演者のギャラを押さえるために 自分が主演して
 台詞は全部アドリブ! というのが
 凄いの一言なんですが 
前半のドキュメンタリー風な映像の台詞回しは
 作中でカメラを意識しているという設定もあって
 こびているというかユーモラスな響きなのが

訳のわからない液体をあびて
 体が徐々にエイリアン化し 追われる立場に
 なっていってからの切羽詰まった表情!

 さすが 今 映画出演のオファーが殺到している
 というのもうなづけます。

インタビューの受け答えも気さくで
 ユーモアを忘れないところがグッド



南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如宇宙船が出現。しかし、船が故障してしまったため船内の者たちは地球に降りてくる。あるものはエイリアンによる侵略を恐れ、あるものは技術の革新的な発展がもたらされると期待したが、宇宙船はヨハネスブルグ上空に浮かんだまま、動こうとしない。
しびれを切らした南アフリカ政府は偵察隊を派遣。船内で彼らを待ち受けていたのは、弱り果てたエイリアンの群れだった。
彼らは故障した宇宙船に乗った難民に過ぎなかったのだ。

それから28年後、難民として生活するエイリアンと人間が暮らす共同居住区“第9地区”はスラムと化していた。
超国家機関MNUはエイリアンの強制移住を決定し、ヴィカスという男を現場責任者に指名する。
彼は立ち退きの通達をして回るうち、知らずに人類とエイリアンの歴史を変える大事件の引き金を引いてしまう―。





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最終更新日  2010.10.25 00:36:41
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