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2012.09.02
カテゴリ：コミック／アニメの話
お楽しみの
オノナツメ作 ふたがしら ２作目！ 一話目感想 ふた”かしら”を目指す弁蔵と宗次の道行きはいかに〜 で始まりますが いっきなり わらじの鼻緒で足擦れて歩けなくなる弁蔵と しっかり足袋をはきかえていてスタスタと先行く宗次の 対比ににやりとさせられます。 その道中 追いはぎにあって 事切れる寸前の役人に出くわして 「なにか」を託されて 約束を守るために 大阪にむかうはずが お江戸へと逆戻りすることに。 その「なにか」を取り戻そうと 二人の後をつけまわす数人の男達の 前でくりだされる ”碁石みたいに違う”二人の珍道中に それぞれの過去の謎もちらっと顔をのぞかせる 役人に託された頼みを引き受けた二人の真意には おもわず 「粋だね〜」とため息が 時間軸的に？と理解できない部分もありますが 一度で話の流れがつかめないのも魅力の一つ 読み返す度に絵の見事さ、行間の含みの濃厚さに 酔いしれていきます。 身分に応じた 身なり、立ち姿、食事の仕方、人々の様子が 話の中にごくごく自然、じつにさりげなく表現されているのが 素晴らしい！ 私の時代劇小説の幅はたかがしれてますが 鬼平犯科帳読んでいたら面白さもきっと倍増です！
内容説明 でっけえ夢を目指す男二人、袂を分かつ!? 赤目一味のもとを去り、でっけえことを成すために、まずは大坂を目指す弁蔵と宗次。 しかしその道中、瀕死の役人に遭遇する。役人から「何か」を託されたふたりは、迷わず踵を返して江戸を目指すことに。ところが、戸塚で酒を呑んだ弁蔵が豹変。その様子に宗次はあきれ果て、結局ふたりは別々に旅を続けるが…? 時代劇ファンも納得のケレン味溢れる江戸活劇、第2集! 【編集担当からのおすすめ情報】 独特の鋭さと大胆さが冴え渡っているオノ・ナツメ氏の新感覚江戸活劇、待望の第2集発売です。第1集では「おおらかで、気のいいヤツ」に見えた弁蔵ですが、この巻ではその本性(?)と苦みのある過去がガツンと描かれています。弁蔵と宗次の男ふたりは、男も惚れる格好良さ。老若男女問わず、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです! お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2012.09.03 10:28:56
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